2005 Fiscal Year Annual Research Report
運動+食事制限プログラムが肥満者の血液流動性に及ぼす影響
Project/Area Number |
16700484
|
Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
中垣内 真樹 長崎大学, 大学教育機能開発センター, 助教授 (10312836)
|
Keywords | 血液流動性 / 減量プログラム / ウォーキング / レジスタンストレーニング |
Research Abstract |
本研究では運動の実践や運動の種類の違いが血液流動性に与える影響について検討する。また、特定の食品ではなく、栄養バランスの良い食習慣が血液流動性に与える影響を縦断的に検討する。肥満者を対象に3ヵ月間の減量プログラム(運動+食事制限プログラム)を実施し、減量の程度(内臓脂肪量、体重、体脂肪率の減少)と血液流動性の関係や食事制限のみを実施した群と運動を併用した群の血液流動性および健康関連指標、体力関連指標を比較検討する。また、有酸素性運動を併用した群とレジスタンス運動を併用した群の血液流動性および健康関連指標、体力関連指標を比較検討し、運動種目の違いによる影響も確認する予定である。 17年度は16年度に引き続き減量プログラムを実施し、血液流動性のデータを収集した。食事制限のみの群(31名46.7±9.9歳)、ウォーキングと食事制限群(25名46.8±9.0歳)、レジスタンストレーニングと食事制限群(14名45.0±4.1歳)の介入前のデータ収集が終わったところである。血液通過時間(血液流動性)は各群とも減量処方前に比べて有意に短縮した(それぞれ-4.4±8.6秒、-7.4±5.0秒、-7.2±10.7秒)。その他の項目については現在解析中である。介入における血液流動性および健康関連指標、体力関連指標の変化については18年度で報告できる予定である。
|
Research Products
(1 results)