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2004 Fiscal Year Annual Research Report

デジタル化社会におけるあいさつ行動の役割と変容:「繋がり合うこと」の日米比較

Research Project

Project/Area Number 16720079
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

井出 里咲子  筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 講師 (80344844)

Keywords言語人類 / 社会言語学 / あいさつ / 日米比較 / グリーティングカード / メール
Research Abstract

科学研究費(若手研究B)を追加配分で平成16年度10月に交付されたことにあたり、3月までの約半年の実績は主に以下の二点に集約される。
(1)課題研究の先行研究として研究代表者がこれまでに行ってきた、アメリカ社会における対面のあいさつ(スモールトーク)の研究と、日本社会における対面のあいさつ研究とを比較分析の上、それぞれの行動様式の特徴から考察される「日米の共在の空間」について、次の論文にまとめた。井出里咲子(著)「あいさつとスモールトーク:繋りあうことの日米比較」『講座・社会言語学-第一巻』(ひつじ書房)(印刷中)
(2)課題研究のための調査として日本人とアメリカ人が接客業の場面であいさつについてどのような考えをもっているかについて、アンケート及びインタビュー調査を2005年3月21日〜30日に米国サンフランシスコ市で行うにあたり、調査計画案作成、及びアンケート用紙作成を行った。研究計画の段階では三週間ほどの調査日程を見込んでいたが、大学の業務の関係上予定を短縮しての調査を行う予定である。
尚平成17年度の研究実施については、主に以下の三点を中心に行いたい。
(1)課題研究の一部となる研究である研究代表者の博士論文を学術図書に書き直しを行い出版する(オランダJohn Benjamin Publishersと出版契約あり)。平成16年度中に第二章までの書き直しを終了する予定であったが、3月14日現在未着手となってしまったので計画的に遂行したい。
(2)3月下旬のアンケート調査結果を報告書にまとめる。
(3)調査の内容を内外の学会等で口述発表・ポスター発表などの形式を取り報告する。

  • Research Products

    (1 results)

All 2005

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] あいさつとスモールトーク:繋りあうことの日米比較2005

    • Author(s)
      井出里咲子
    • Journal Title

      講座・社会言語学(共同執筆者)(ひつじ書房) 第一巻(刊行予定)

      Pages: 80-100

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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