2005 Fiscal Year Annual Research Report
小規模パネル調査による雇用労働者夫妻の生活時間研究
Project/Area Number |
16730115
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Research Institution | Hokkai-Gakuen University |
Principal Investigator |
水野谷 武志 北海学園大学, 経済学部, 助教授 (80364230)
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Keywords | 生活時間 / パネル調査 / 労働時間 / 不払残業 / ジェンダー / 共稼ぎ夫妻 / 男女共同参画 / 雇用労働者 |
Research Abstract |
本年度は本調査の実施年であった。本調査は,基本的に連続する7日間=1週間の調査である。そして7日間調査という極度の回答負担を軽減させる試みとして,この調査協力夫妻にICレコーダを配布した。生活時間調査時に調査協力者がICレコーダに何をしたか録音してもらい,調査票記入の際に役立ててもらうためである。このような試みはおそらく国内外でも初めてであるが,調査回答の正確性を高める可能性がある。本年度は調査実施に万全を期し,これによって次年度(研究計画最終年度)における調査研究の成果に結びつけることが最大の目標であった。以下に年間の実績を示す。 【2005年4〜7月】 調査協力夫妻の確定。調査協力者の開拓。結果的に61夫妻の調査協力を得る。 【2005年7月】 ICレコーダおよび調査に必要な文房具の購入。 【2005年8月】 調査票の作成。調査協力夫妻への調査実施の通知。 【2005年9月】 調査票一式の発送作業。 【2005年10月】 郵送方式による調査実施期間。 【2005年11月1〜7】 カナダ・ハリファックス市で開催された国際生活時間学会第27回大会に参加し,調査研究の一部を報告した(報告タイトルTime Use Survey of 7 Consecutive Diary days : A case study of employed married couples' time use in Japan)。 【2005年11月〜2006年1月】 調査票の返送機関。返送されていない夫妻への返送の催促。 【2006年2月】 調査協力夫妻への調査協力礼状の送付。 【2006年3月18〜22日】 東京に出張し,資料収集および生活時間研究に関わる研究会に参加。 【2006年3月】 調査票のデータ入力作業。
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Research Products
(2 results)