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2004 Fiscal Year Annual Research Report

日本の対東アジア貿易におけるパススルー率の計測とインボイス通貨選択行動の分析

Research Project

Project/Area Number 16730145
Research InstitutionYokohama National University

Principal Investigator

佐藤 清隆  国立大学法人横浜国立大学, 経済学部, 助教授 (30311319)

Keywords為替レートのパススルー / インボイス通貨 / Pricing-to-market (PTM) / 東アジア
Research Abstract

平成16年度は、まず、HS9桁分類の詳細な日本の輸出統計を収集・整理し、実証分析のためのデータ・セット構築を行った。同貿易統計を用いると1988年から現在までの月次データが入手可能であるが、HS9桁分類の非常に細分化された輸出品目ごとに、輸出相手国別のデータを収集することはかなり困難な作業であった。整理したデータの時系列的特長をチェックするとともに、必要に応じて他の輸出品目をサンプルに含める作業を繰り返した。今回は、できる限り多くの輸出品目をデータ・セットに加えるよう試みたが、HS9桁分類の輸出品目を用いているため、長期の月次データを収集できる品目は限られてしまった。そこで、輸出相手国の数を増やし、分析の対象期間は短くてもパネル分析を行えるようデータ・セットを新たに構築する作業も進めている。なお、すでに長期の時系列データが取れた輪出品目については、簡単な回帰分析も行って推定結果を出している。
また、本研究の成果を平成17年度に発表するための作業として、論文のAbstractを作成し、海外の国際研究集会(2005 International Congress on Modelling and Simulation)への投稿を行った。3月に学会より受理の通知を受け、本年12月の国際研究集会で論文発表を行う予定である(論文タイトル:"The Empirics of Exchange Rate Pass-Through : The Case of Japanese Exports")。

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Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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