Research Abstract |
1.次の通り訪問調査をおこない,各所で研究テーマに関する情報・資料の提供を受けた。 (1)日本の鉄鋼企業,同流通企業 三井物産本社(6/27),豊田スチールセンター(7/13),大同特殊鋼(10/17)。 (2)日本の自動車企業 本田技研工業(12/9),トヨタ自動車(12/16,3/3)。 (3)日本の自動車部品企業 高広工業(6/22),小島プレス工業(3/3),エイベックス(3/24)。 (4)中国の鉄鋼関連企業,自動車関連企業その他 宝山鋼鉄股〓,上海申井鋼材加工,三井物産上海事務所(8/30),新大州本田摩托(8/31),上海嘉日鋼板製品(9/1),安徽星馬汽車股〓,馬鞍山鋼鉄股〓(9/2),広州本田汽車,東風本田発動機,本田汽車中国(9/5),東風日産乗用車(9/6)。 2.日本および中国の鉄鋼業関連図書・資料を収集した。 3.次の通り学会・セミナー等で研究報告し,それぞれ貴重なコメントを得た。 経済研究所セミナー(6/23,名古屋市立大学),日本流通学会第19回全国大会(10/22,東邦学園大学),日本資本主義史研究会(12/10,京都大学),名市大経済フォーラム(3/4,名古屋市立大学)。 なお,東アジア工業クラスター研究会(4/22,京都大学),日本流通学会中部部会(7/8)での報告が予定されている。 4.本研究の中間生産物または副産物として,論文2篇を発表した。なお,別に,論文1篇,書評1篇,事典1項目が入稿ずみであり,論文5篇以上が執筆予定の状態にある。 5.総括。日本および中国でかなりの数の聞き取り調査をこなすことができた。しかし,新日本製鉄や松下電器産業など,重要な企業がいくつか未調査のままであり,このためすぐに研究を取りまとめることは難しい状態である。補足的な調査を実施したうえで,早期に研究を取りまとめ,公表したい。
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