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2004 Fiscal Year Annual Research Report

現代社会における消費の新潮流についての考察

Research Project

Project/Area Number 16730224
Research InstitutionChukyo University

Principal Investigator

宮内 美穂  中京大学, 商学部, 助教授 (20340185)

Keywordsマーケティング / 消費 / ポストモダン / ファッション / 流行 / 内容分析 / 消費者行動 / ブランド
Research Abstract

本研究は、消費のマクロ構造とミクロとしての消費者行動を媒介する要因およびそのメカニズムを明らかにすることによって、マーケティングと消費の関係についての理解を深化するよう理論的発展を促すことを主な目的としている。
本年度は、現代の消費動向にかんするデータ収集とその整理に努めた。その内容は、以下のとおりである。
1.データ資料収集:'80年代から現在までの女性ファッション誌の目次ページ(大宅壮一文庫より)→旅費・物品費を使用
*このデータは、社会学者:見田宗介・大沢真幸・東浩紀らが主張する日本におけるモダン・ポストモダンの区分である95年を境にした前後において、どのような差異が見られるかについてコーダーをおいて内容分析をすすめる予定である。分析には、形態素解析ソフト:茶筅およびSPSSを用いる。未だ分析途中ではあるが、現在での所見では、ファッションにかんする知識をカテゴライズし態度を形成する評価軸が、95年を境にして大きく変容していることが伺える。
2.インタビュー調査
(1)デザイナー:'05ミラノコレクションおよびパリコレクションにて
(2)衣料メーカーのマーケター:'05ミラノコレクションおよびパリコレクションにて
(3)流通業者のバイヤー
*このデータは、現在raw dataのままであるため、来年度その分析をせねばならない。
→旅費・謝金を使用
3.研究会の開催→謝金を使用
また、データ収集と併行して、マーケティング・消費・ポストモダンにかんする論文および研究書の文献レビューをすすめている。なかで、マーケティングとポストモダンをからめたものが多数出はじめており、来年度予定している本研究の理論的含意の追求に大きな影響を与えるものである。

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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