• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2005 Fiscal Year Annual Research Report

リテラシー育成指向の読書指導研究のための国際標準に基づく読書力診断テストの開発

Research Project

Project/Area Number 16730416
Research InstitutionNiigata University

Principal Investigator

足立 幸子  新潟大学, 人文社会・教育科学系, 助教授 (30302285)

Keywords読書 / 評価 / 国際標準 / 読書指導研究 / テスト / リテラシー / 診断
Research Abstract

本研究の目的は、読書指導研究を進展させていくために、研究に用いることのできる読書診断力テストを開発することである。
今年度は、昨年度入手したリテラシー・読書力評価(特に研究上用いられるテスト・評価法)について分析をした後、我が国の読書指導研究の進展にどのように役立てていくか、試案を学会で発表した。
具体的には以下のことを行った。
(1)昨年度収集した読書力評価のうち特にアメリカのものを分析し、第108全国大学国語教育学会(山梨大学)で発表した。
(2)分析途中であったオーストラリアのDART(Developmental Assessment Resource for Teachers)の分析を終了し、論文として『人文科教育学研究』第32号に発表した。
(3)米国読書会議に出席し、アメリカにおけるリテラシー・読書力テストや読書力評価法の収集を継続するとともに、CPS(Chicago Public Schools)のさまざまな学校を訪問し、そこで使われているテスト・評価について調査を行った。また,教員や読書指導研究者に対してこれらのテスト・評価法の利用状況の聞き取り調査を行った。
(4)我が国の教師が行うことのできる読書力評価について、新潟県国語教師の会合に出席して、我が国の読書指導研究に役立つ形を提案したり、論文を執筆したりした。
(5)IEA(International Association for the Evaluation of Educational Achievement)による国際読書力テストPIRLS(Progress in International Reading Literacy Study)の分析を進めている。来年度には論文としてまとめる予定である。

  • Research Products

    (6 results)

All 2006 2005

All Journal Article (5 results) Book (1 results)

  • [Journal Article] 子どもの読書力をつける読書指導2006

    • Author(s)
      足立幸子
    • Journal Title

      三省堂中学国語教科書付属 (CD-ROM)(印刷中)

  • [Journal Article] 外国の読書力評価から我が国の国語学力を考える2006

    • Author(s)
      足立幸子
    • Journal Title

      国語科教育 59

      Pages: 6-7

  • [Journal Article] 読書力評価の国際動向と我が国の教師による読書力評価の可能性2006

    • Author(s)
      足立幸子
    • Journal Title

      見附市国語力向上モデル事業平成17年度報告書 (印刷中)

  • [Journal Article] 米国の読書活動2005

    • Author(s)
      足立幸子
    • Journal Title

      日本語学 24・5

      Pages: 156-165

  • [Journal Article] 読書力評価の国際標準にむけての一考察(3)-オーストラリアのDARTの分析-2005

    • Author(s)
      足立幸子
    • Journal Title

      人文科教育研究 32

      Pages: 45-61

  • [Book] 今、教育の原点を問う2005

    • Author(s)
      諏訪春雄編
    • Total Pages
      248
    • Publisher
      勉誠出版

URL: 

Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi