• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2004 Fiscal Year Annual Research Report

聴覚障害幼児・児童に対する日本手話指導教材の開発とその実践的応用

Research Project

Project/Area Number 16730434
Research InstitutionKanazawa University

Principal Investigator

武居 渡  金沢大学, 教育学部, 助教授 (70322112)

Keywords日本手話 / 聾児 / バイリンガル教育 / 教材 / 言語獲得 / ろう教育
Research Abstract

本年度は、ろう幼児を対象とした手話教材を作成するにあたり、その基礎資料となるすでに作成されている内外の手話教材を収集し、あわせて、教材の使い方や評価の方法などについてインタビュー調査を行った
7月には、今まで行ってきた手話獲得研究と手話から書記言語への移行についての指導に関する研究の成果を、ベルギーで開かれたThe 18th Biennial meeting of the International Society for the Study of Behavioral Developmentでポスター発表をし、発達心理学や心理言語学関係の研究者と研究に関する情報交換と打ち合わせを行った。また、11月には、アメリカ、ワシントンにあるGallaudet University, Kendall School for the DeafとMaryland school for the deaf, Frederick campusという手話を早期から導入しているバイリンガル教育を掲げた2つのろう学校を訪問し、手話プログラムとビデオ教材に関わる資料を収集した。また、聾学校教員や教材開発担当者にインタビュー調査を行い、わが国で手話教材を作成する上で必要な情報を収集した。両校では、幼児期に手話を獲得させ、学齢期以降英語の読み書きにつなげていくバイリンガル教育が行われており、手話に関わるビデオ教材や家庭での読み聞かせを支援するプログラムが実践されており、関係者にインタビュー調査を行った。さらに、手話教材を作成する前に、幼児期から手話を導入している聾学校幼稚部在籍児の手話能力を調査した。その結果、手話の力には個人差が大きいが、幼稚部担当の教員の声として、手話獲得を促進させるような教材を求めていることが明らかになった。

  • Research Products

    (2 results)

All 2004

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] 聾児の手話言語獲得過程(3)-CLの獲得とその特徴-2004

    • Author(s)
      武居 渡
    • Journal Title

      日本特殊教育学会第42回大会発表論文集

      Pages: 371

  • [Journal Article] 手話言語から見た分析的思考とからだ的思考の枠組み-ジェスチャー研究が手話研究に与える恩恵と問題-2004

    • Author(s)
      武居 渡
    • Journal Title

      児童心理学の進歩2004年度版

      Pages: 352-356

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi