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2004 Fiscal Year Annual Research Report

新しい粉末技術・湿式成形による複雑な穴形状ノズルのネットシェイプ創製技術の開発

Research Project

Project/Area Number 16760075
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

鈴木 裕之  広島大学, 大学院・工学研究科, 助手 (90284158)

Keywords高速遠心成形法 / 消失性中子 / 溶媒脱脂 / 熱脱脂 / ノズル / ネットシェイプ成形
Research Abstract

本年度の研究としては、1)中子の素材選定とその溶解性,熱分解性特性評価、2)中子の素材に基づいた泥漿の分散媒・分散剤選定、および3)中子を利用しての成形・焼結を行った。結果を以下に示す。
1.中子の素材としては、アクリル樹脂が使用できることが明らかとなった。アクリル樹脂は、ジクロロメタンによるほぼ常温(35℃)での溶媒脱脂が可能である。
2.金属粉末を原料粉末とする場合、泥漿の分散媒としては、アルコール系のものかグリコールエーテル系のものが適する。ケトン結合を含むものは中子を犯すため、使えない。
3.泥漿の分散剤は、エタノールを使用した場合には、ソルビタンモノオレエートやソルビタンモノラウレートが適している。
4.泥漿には、成形体の強度を向上させるために、不飽和ポリエステル樹脂を添加する。この樹脂は真空焼結中に熱脱脂することが出来る。
5.以上の条件を満足する泥漿にて成形した場合、中子の崩壊や成形体の崩壊もなく、中子を含んだ形状の成形が可能であった。詳しい条件設定は、来年度の研究で行う予定である。

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Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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