2004 Fiscal Year Annual Research Report
両生類のカロテノイド集約・利用システムについての研究
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16770018
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| Research Institution | Azabu University |
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Principal Investigator |
松井 久実 麻布大学, 獣医学部, 講師 (70367019)
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| Keywords | イモリ / カロテノイド / 体内動態 |
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| Research Abstract |
本研究は平成16年度〜17年度の2年計画であり、初年度は土壌動物のサンプリング、給餌実験、分析系の立ち上げを行う計画である。
(1)土壌動物のサンプリング
平成16年4月29日から5月4日にかけて、長崎県南松浦郡福江島における現地調査を行い、幼体イモリの生態データの採取、土壌サンプルの採取を行った。土壌サンプルは研究室に持ち帰り、ハンドソーティング法とツルグレン法により土壌動物を抽出、冷凍保存した。幼体イモリのデータは現地で採取し、胃内容物を持ち帰り、カロテノイド分析のため冷凍保存した。
(2)カロテノイド給餌実験
カロテノイド給餌実験は現在予備実験の段階である。現在の進行状況は、実験動物の準備、実験装置の組み上げ、実験条件の検討までが終了している。
(3)分析系の立ち上げ
カロテノイド抽出系、分析系とも、実験室の整備、実験設備の組み上げが終了している。現在、既知スタンダードを用い、HPLC分離条件のデータを蓄積している段階であり、アスタキサンチン、β-カロテン、ルテインの分離データを得ている。カロテノイドエステルについて現在分析条件検討中である。
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