2005 Fiscal Year Annual Research Report
遺伝子タギングによる新奇耐病性制御因子の単離とその機能解析
Project/Area Number |
16780074
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Research Institution | Fukui Prefectural University |
Principal Investigator |
石川 敦司 福井県立大学, 生物資源学部, 講師 (70264687)
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Keywords | 耐病性 / サリチル酸 |
Research Abstract |
本年度は、耐病性制御因子が活性化されていると考えられる突然変異体の原因遺伝子の単離・同定を試みた。その結果、異なる染色体間で転座が起きていることを示唆する結果を得た。現在、この転座が突然変異の原因であるか否かを検証中である。 突然変異体を用いたアレイ解析により、抵抗性関連遺伝子の候補を同定した。これら遺伝子のノックアウト個体を用いて、病原菌に対する抵抗性反応を解析することにより、実際に抵抗性反応に関与する遺伝子を同定した。 昨年度単離したサプレッサー変異体の原因遺伝子が上記突然変異体の原因遺伝子とリンクしていることが明らかとなった。現在、単離・同定中である。
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