2004 Fiscal Year Annual Research Report
調剤薬局における処方せん用医薬品の適正な在庫管理手法の検討
Project/Area Number |
16790302
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Research Institution | Hokkaido Pharmaceutical University School of Pharmacy |
Principal Investigator |
岡崎 光洋 北海道薬科大学, 薬学部, 講師 (80297944)
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Keywords | 薬局 / 在庫管理 / 医薬品 |
Research Abstract |
16年度:調剤薬局における医薬品在庫管理状況の調査とデータ分析 -1.アンケート調査 北海道(本学の近隣地域及び道内)の調剤薬局に対して、薬局業務における在庫管理及び関連業務の作業に関する状況を確認するためのアンケート調査を行った。本結果から、アンケート調査の集計等を行い、学会発表を行った。また、報告内容に関しては、現在論文投稿準備中である。 -2.調剤薬局データの収集及び分析 調剤業務をはじめ医薬品の在庫管理業務が電子化されている単店舗薬局、チェーングループ薬局等の業態の異なる、主として本学の近隣地域及び同一県内の調剤薬局を対象として、薬局経営関連情報、医薬品の使用実態及び在庫管理データの収集を行う準備を進めている。 具体的に、実際に収集するデータの内容に関しての打合せ等を、協力薬局の協力を頂きながら整理している段階である。主として集める予定のデータは、提供薬局の特徴となる、経営業態、受取処方せん発行医療機関・診療科の特徴、そして各医薬品の在庫回転日数や薬価ペースでの在庫金額等のデータを予定している。データ整理でき次第、協力薬局へは、研究内容に関してコンピュータ及びプレゼンテーションソフトを用いて説明する。また、データ収集活動に進める予定である。 -3.今後の展開 予定しているとおり、データの分析によって得られた適正在庫量の算出計算式を利用して、実際に在庫管理を行うための手段について、収集した分析データを活用した運用シミュレーションを進めていく。
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