• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2004 Fiscal Year Annual Research Report

スキルラボを中心とした自由参加型医学教育プログラムの開発と提供に関する研究

Research Project

Project/Area Number 16790304
Research InstitutionKeio University

Principal Investigator

山崎 元靖  慶應義塾大学, 医学部, 助手 (00296716)

Keywordsスクルラボ / 医学教育 / シミュレーション / 成人学習
Research Abstract

慶應義塾大学医学部のスキルラボの最大の特徴は、常勤の管理者が、医療従事者(看護師)であり、かつ、自らシミュレーショントレーニングのインストラクターを務めることが可能な人材であり、スキルラボとして、自発的に講習会の企画、受講生の募集などを行える点である。
当クリニカルシミュレーションラボの業務日報より集計すると、2003年8月〜2004年7月の1年間では、利用者数はのべ5412人であり、開催された教育プログラム数は554件であった。1年間の開館日数(285日)で除すると1日あたり、19.0人が利用し、1.94件の教育プログラムが開催され、1日あたりの教育プログラムに利用される時間は平均4.01時間であった。
利用者は医学部学生が2274人と最大であったが、医師が859人、看護師が1739人、救急隊員81人、その他の医療従事者263人、事務員206人と、多職種にわたっていた。
スキルラボの立場としては554件のプログラムのうち、自らが主催したものが182件、常勤管理者がインストラクターやコーディネーターとして積極的にサポートしたものが129件、場所や器材の提供のみにとどまったものが243件であった。
本邦にあるスキルラボが有効に活用されているとの報告は少ない。通常の医学部の学生教育プログラムに用いられているだけでは、利用回数も年間数回、年間のべ利用数も数百人が限度であると推測される。しかし、当クリニカルシミュレーションラボは、ほぼ毎日2件の教育プログラムが開催され、年間約5,000人が利用するという(世界的に有名なピッツバーグ大学のシミュレーショントレーニング施設(WISER)でさえも、年間約10,000人が利用)、非常に活発な学びの場となっていると考えることができよう。

  • Research Products

    (2 results)

All 2004

All Journal Article (1 results) Book (1 results)

  • [Journal Article] 理学療法士等に対するAEDトレーニングの効果2004

    • Author(s)
      山崎 元靖
    • Journal Title

      日本救急医学会関東地方会雑誌 25

      Pages: 176-177

  • [Book] JPTECインストラクターマニュアル2004

    • Author(s)
      JPTEC協議会マニュアル作成ワーキンググループ
    • Total Pages
      79
    • Publisher
      プラネット

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi