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2005 Fiscal Year Annual Research Report

時計遺伝子および概日リズムをもった核受容体の脂肪細胞における役割の解明

Research Project

Project/Area Number 16790523
Research InstitutionShinshu University

Principal Investigator

柿澤 供子  信州大学, 医学部附属病院, 助手 (80362127)

Keywords概日リズム / 時計遺伝子 / 脂肪細胞 / CLOCK / BMAL / PPARδ
Research Abstract

1)脂肪細胞において概日リズム発現を認めた因子についてのプロモーター解析。
初年度に検討した脂肪細胞に発現する遺伝子(AP-1、c-fos、c-jun、c-myc、fra-1、C/EBPα、C/EBPδ、PPARγ、PPARα、PPARδ、RORs、RAR、LXRα、ERRs、PGC1、SREBP1など)のなかで、real time quantitative RT-PCR法にて概日リズム発現を認めたものについて、そのプロモーター領域をクローニングし解析した。時計遺伝子で制御されている可能性が高く、E-boxの有無やCLOCK/BMAL1による制御の有無、RevREの有無について、一過性発現系によるレポーターアッセイを用いて検討した。
2)上記1)の中で、核内受容体であるPPARδ、SHPについては、一過性発現系によるレポーターアッセイによるプロモーター解析の結果、CLOCK/BMAL1による転写活性化が明らかとなった。またゲルシフトアッセイにて、CLOCK/BMALのプロモーターへの直接結合が確認できた。特に興味深いことに、SHPについては、その転写活性化因子とCKOCK/BMALの間に直接の相互作用が存在することが示唆される結果を得た。しかし概日リズムを持った発現をしていてもプロモーター解析の結果はCLOCK/BMAL1による制御を受けていないものもあった。以上の結果については平成18年5月に開催される第79回内分泌学会学術総会にて発表予定である。

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Published: 2007-04-02   Modified: 2016-04-21  

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