2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16790669
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Research Institution | Kawasaki Medical School |
Principal Investigator |
内田 隆文 川崎医科大学, 医学部, 臨床助手 (50368635)
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Keywords | 肥満細胞 / アダプター / FcεRI / SIT |
Research Abstract |
代表研究者らはこれまで高親和性IgEレセプターであるFcεRIを中心に、肥満細胞の脱顆粒とアトピー疾患とのかかわりを明らかにしてきた。この分野において、近年LAT (linker for activation of T cell)などのIII型膜蛋白が、脱顆粒などのシグナル伝達の足場として重要であることが明らかとなっている。そこで今回われわれは肥満細胞の脱顆粒機構をさらに解明するために、新規III型膜蛋白であるSIT (SHP2-interacting Transmembrane Adaptor Protein)と肥満細胞における機能の解明を試みる。 新規アダプター分子であるSITが各種肥満細胞(human, mouse, rat mast cell line. Mouse bone marrow derived mast cell)に発現していることを確認し、full length rat SIT homologのクローニングに成功した。現在rat mast cell lineであるRBL-2H3にstable transfectし機能解析をおこなっている。
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