2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16790885
|
Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
速水 元 横浜市立大学, 市民総合医療センター病院, 助手 (70285146)
|
Keywords | 術後認知機能障害 / positron emission tomography / 人工股関節置換術 / 入院期間 / 高齢者 / ベンゾジアゼピン |
Research Abstract |
目的と方法 高齢者における術後認知機能の低下の出現率は10から20%とされている。しかしながら認知機能の低下と解剖学的、大脳生理学的研究はヒトではほとんどない。本年度は前年度に続き、60歳以上の高齢者における人工股関節置換術における術前術後における認知機能検査とPositron Emission Tomography(PET)との関係を検討した。 さらに術後認知機能低下のメカニズムについても検討した 結果 手術や麻酔において認知機能低下は昨年度同様に認める症例はいなかった。 考察 高齢者における認知機能検査低下の原因は多様な原因が考えられ単に手術の内容や時間、年齢だけでなく入院期間や術前のベンゾジアゼピンなどの内服薬の検討も必要と考えられる。 今後も症例数を増やし検討を重ねたい 本年度の業績は共同研究者の宮下、山田らと共に総説を発表した。
|
Research Products
(1 results)