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2004 Fiscal Year Annual Research Report

睡眠時ブラキシズムに対するオクルーザルスプリントの有効性の検討

Research Project

Project/Area Number 16791197
Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

市来 利香  九州大学, 大学院・歯学研究院, 助手 (20325567)

Keywordsブラキシズム / オクルーザルスプリント / 筋電図 / 睡眠時筋活動 / ブラキサー / スタビリゼーション型スプリント / Crossover design / 装着期間
Research Abstract

ブラキシズム調査票、睡眠時咬筋筋活動測定と臨床診査の結果からブラキサーの確定診断を行い、ブラキシズム患者20名を被験者とした.被験者は,本研究についての説明を行い,参加の同意が得られた九州大学歯学部学生,九州大学病院の職員または,九州大学病院歯科医療センターへブラキシズム治療を主訴とし来院した患者の中から選択した.
実験1:スプリント長期使用の検討(ブラキサー12名)
被験者をブラキシズム治療群すなわちスプリント群(スタビリゼーション型スプリント)と無治療群にランダムに振り分け、スプリント群にはスプリント装着前、装着直後、装着から2週間後、4週間後、3ヵ月後の睡眠時咬筋筋活動を測定した。無治療群にはスプリントを装着せず、同じタイムテーブルでの測定を行った。睡眠時咬筋筋活動は携帯型筋活動測定装置にて測定し,その咬筋筋活動のなかから睡眠時ブラキシズム活動を抽出した.抽出された睡眠時ブラキシズム活動について,EVENT,DURATION,AREAの3つの解析パラメーターを算出した.さらに筋活動の強さによる分布状態を把握するためにEMGレベルの解析を行った.その結果、スプリント装着直後に治療群の筋活動の減少がみられたが、EMGレベルの解析では両群に特徴的な所見が得られなかった.
実験2:スタビリゼーション型スプリント(A)と咬合面を被覆しないコントロール型スプリント(B)の比較(ブラキサー8名)
Crossover Designを用い、スプリントA装着のあとにスプリントBを装着するA群とスプリントB装着の後にスプリントAを装着するB群それぞれ4名にランダムに振り分け、スプリント装着前、装着直後、装着から2週間後の睡眠時咬筋筋活動を測定した結果、スプリントAに装着直後の筋活動減少が認められた。

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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