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2004 Fiscal Year Annual Research Report

咀嚼筋機能異常における低反応レベル照射の影響-皮膚下微小血管血流の影響-

Research Project

Project/Area Number 16791222
Research InstitutionFukuoka Dental College

Principal Investigator

石川 昌嗣  福岡歯科大学, 歯学部, 助手 (20369044)

Keywordsレーザー / 微小血管血流
Research Abstract

第一に、本研究を行なうための測定システムの構築を行なった。先ず、血流測定装置により測定された値をパーソナルコンピューターに取り込み、保存するシステムの構築を完了させた。これは、術者が任意に測定時間を設定でき、レーザー照射前、照射中、照射後も測定可能である。次に、上記のパーソナルコンピューターに二次元放射温度計により測定された値を取り込み、同時に保存するシステムの構築を完了させた。これはデータ収集ソフトを導入することにより、リアルタイムに測定可能となった。また、テスト段階ではあるが、レーザー照射前、照射中、照射後の微小血管血流の観察を行うために、メダカの尾ひれを用い、動画および静止画での記録を行なえることを確認した。これで、血流測定および温度測定中の微小血管血流の観察(動画と静止画)を可能にした。ここまでのことを10匹のメダカを用いてでテストを行なったが、すべて良好に観察が可能であった。しかし、大気中でのメダカの微小血管血流の観察(動画と静止画)は5分から8分程度であり、照射後の観察には困難な場合もあった。
第二に、ラットまたはマウスの皮下に透明窓を埋め込み、微小血管血流の観察を行なう予定であったが、埋め込み手術後の微小血管血流の観察への影響を考え、検討を行なっている段階である。手術後、一定の治癒期間(約1〜2ヶ月程度)経過後に全ての測定を行なうものと、手術を行なわずに観察できる方法を模索するかであるが、現段階では前者は実現可能であると思われる。しかし、後者での観察を可能にする機器も開発されており、本研究に応用可能か検討中である。

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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