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2004 Fiscal Year Annual Research Report

看護学教育における形態機能学の再構築に関する質的研究

Research Project

Project/Area Number 16791347
Research InstitutionSaga University

Principal Investigator

小林 幸恵  佐賀大学, 医学部, 講師 (20325062)

Keywords形態機能学
Research Abstract

◆研究の事前準備(終了)
(1)対象者(臨床経験10年以上の臨床看護師・助産師)とその所属施設に対する最終的な研究協力の依頼・説明を行い,研究協力同意書にて意思を確認した。
(2)対象者3〜5名に半構成的面接を行い,面接時の質問項目の妥当性を検討した。
(3)(2)の結果から,経験の豊富な対象者では想起する出来事が抽象的になる傾向があったため,看護技術に関するテキストを参考までに提示することで具体的な事象の発言も可能となるようにした。
◆データの収集(一部継続中)
(1)対象者約20名に半構成的面接を行い,データを収集している。事前の調整はしているが,一部面接が出来ないこともあり,現在も継続してデータを収集している。
◆データの分析(継続中)
(1)データをChenitzら(1997年)の著書に基づき,グランデッド・セオリーを用いて分析する。
(2)分析途中であるが,エキスパートとされる看護職は,看護臨床場面でうまく対応できなかったこと,分からなくて非常に困難を感じたこと,患者の変化を予測できなかったことで反省をもたらすような出来事を通じて,形態機能学の必要性を感じているようである。日々の看護技術でも感じているようであるが,特には手術室での看護や患者の急変時の看護に関わることで強く必要性を感じて自己学習にいたっているようである。
今後は更にデータを集積して分析を進め,これまでの看護学教育における解剖生理学(形態機能学)の問題点について検討していく。

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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