2018 Fiscal Year Annual Research Report
Development of preterm infant's cardiopulmonary/behavioral diagnosis systems and intervention programs
Project/Area Number |
16F16307
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Research Institution | Yamaguchi University |
Principal Investigator |
小柴 満美子 山口大学, 大学院創成科学研究科, 准教授 (90415571)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
TAO TING 山口大学, 大学院創成科学研究科, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2016-10-07 – 2019-03-31
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Keywords | 早期発達 / 新生児集中治療室(NICU) / 呼吸 / 心拍 / 音声識別 / 温湿度 / 周波数解析 / 照明光波長 |
Outline of Annual Research Achievements |
人間の心身の健康は、生物リズムと日月年、気候・季節などの環境リズムに調整され保たれている。生後初期の状態は、このリズム調整機能の形成時期にある。そこで、新生児集中治療室NICUに入院する早産新生児の行動・生理リズム計測システムを開発し、養育・臨床介入の最適化を支援することを目的として進めて来た。 NICU保育器内で児が曝されていると考える音、および患児や臨床処置時などで生じる生体音を24時間数日間、継続的に記録し、周波数解析により環境やライフイベントなどの音の有効検出技術を試作した。本研究で焦点を当てる心臓生理に係わる、児が呼吸状態を乱し激しく泣く、本来、多くのエネルギーを発達支援に費やすべき乳児期に不経済ともいえる行動である啼泣は、高いネガティブな情動性、養育・介護者への介入を促す社会的にポジティブな効果がある。そのリズム性の探索を行った結果、複数の患児において、一定の間隔で行われている哺乳・清拭等の介入時に生じる傾向が識別された。さらに、臨床病態や温熱環境に依存したリズム性の破綻などが認められた。 そこで、音声分析で昼・夜の環境温度感受性と酸素飽和度(SpO2)・脈拍数への影響について、詳細な解析を進めている。症例として、啼泣時間の増加に伴い、SpO2は昼の方が減弱し、脈拍数(PR)は夜間の方が亢進する傾向などの可視化を示した。また、本症例では環境からの発声への影響として、昼より夜間に、保育器内外の平均輻射温度の上昇に伴い啼泣活動が増加する傾向を認めた。 言葉を持たない新生児の発声、啼泣は、児の不快性情動の信号と予測され、保護者が児に介入するきっかけとなり、24時間数日間の継続データ分析により、新生児の昼・夜の体性感覚受容の感受性変化や生体への影響を、音声識別から予測し得る可能性を示唆した。今後、本検証例を増やし、早期発達診断AI開発と影響を与える環境制御技術開発を進める。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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[Journal Article] Animal models of major depressive disorder and the implications for drug discovery and development.2019
Author(s)
Demin KA, Sysoev M, Chernysh MV, Savva AK, Koshiba M, Wappler-Guzzetta EA, Song C, De Abreu MS, Leonard B, Parker MO, Harvey BH, Tian L, Vasar E, Strekalova T, Amstislavskaya TG, Volgin AD, Alpyshov ET, Wang D, Kalueff AV
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Journal Title
Expert Opinion on Drug Discovery
Volume: 14(4)
Pages: 365-378
DOI
Peer Reviewed / Int'l Joint Research
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