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2017 Fiscal Year Annual Research Report

宇宙デブリ脱軌道ミッションの概念設計研究

Research Project

Project/Area Number 16H02426
Research InstitutionInstitute of Physical and Chemical Research

Principal Investigator

戎崎 俊一  国立研究開発法人理化学研究所, 戎崎計算宇宙物理研究室, 主任研究員 (10183021)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) CASOLINO MARCO  国立研究開発法人理化学研究所, EUSOチーム, チームリーダー (10598163)
佐宗 章弘  名古屋大学, 工学研究科, 教授 (40215752)
山川 宏  京都大学, 生存圏研究所, 教授 (50260013)
Project Period (FY) 2016-04-01 – 2019-03-31
Keywords宇宙デブリ / デブリ検出望遠鏡 / フレネルレンズ / 追尾装置 / PID制御
Outline of Annual Research Achievements

理化学研究所においては、昨年度、設計したデブリ検出望遠鏡のフレネルレンズ2枚の製作と望遠鏡構築作業を行った。並行して、望遠鏡の焦点面検出器の製作を進めており、来年度前半に完成予定である。焦点面検出器の準備が整うまでの期間、CCD検出器を用いてデブリ検出望遠鏡の整備を進めている。デブリ追尾装置では、レーザーの出射方向を制御する機構として、ステッピングモーター、ブラシレスモーターを用いた2種類の追尾装置を構築した。追尾装置制御ソフトとして、PID制御を基本とした予測制御のアルゴリズムを開発をし、整備を進めている。また、プロジェクタを用いてスクリーン上に模擬宇宙デブリの生成を行うソフトウェアの開発も進めている。
京都大学においては、昨年度作成した計算コードに、射線に対して、垂直な成分の効果を考慮する変更を行った。
名古屋大学においては、昨年度整備した反力測定システムにより、反力のデータベースに着手した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

理化学研究所においては、昨年度にあった、研究員に急逝による遅れは、ほぼ解消できたと考えている。京都大学および名古屋大学における作業は順調に進んでいる。

Strategy for Future Research Activity

来年度前半に、完成する望遠鏡の焦点面検出器を組み込み、模擬宇宙デブリの検出・追尾の動作アルゴリズムの最適化したあと、様々な模擬宇宙デブリの条件を与え、宇宙用実機の製造に必要な基本性能の決定を行う。

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Published: 2018-12-17  

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