2018 Fiscal Year Annual Research Report
Establishment of international diagnostic methods for piroplasmosis by a ring trial.
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16H02768
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Research Institution | Obihiro University of Agriculture and Veterinary Medicine |
Principal Investigator |
五十嵐 郁男 帯広畜産大学, 原虫病研究センター, 名誉教授 (80159582)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | ピロプラズマ病 / 血清診断法 / 国際標準法 / リングトライアル |
Outline of Annual Research Achievements |
(1)馬ピロプラズマ病ELISA安定性試験 :1)Babesia caballiのBC48抗原を用いてELISAを作製し、保管温度および期間について検討を行った。その結果、4℃で40日間に渡り陰性および陽性血清に対して安定した結果が得られた。2)Theileria equiのEMA2抗原を用いてELISAを作製し、保管温度および期間について検討を行った。その結果、4℃で40日間に渡り陰性および陽性血清に対して安定した結果が得られた。 (2)馬ピロプラズマ病イムノクロマト法テストキット(ICT)の反応性試試験:1)Babesia caballiのBC48抗原を用いて、金コロイド標識の至適pH、抗原濃度、被検血清の希釈倍数について検討を行った。その結果、至適pHが7.0、抗原濃度0.05mg/ml、10倍の血清希釈で、最適な反応が認められた。2)Theileria equiのEMA2抗原を用いて1)と同様の検討を行った。その結果、至適pHが5.0、抗原濃度0.05mg/ml、10倍の血清希釈で、最適な反応が認められた。 (3) 蛍光抗体法のスライド抗原の評価:培養で得られるBabesia caballiとTheileria equi原虫で作製したインハウスのスライド抗原と市販されている抗原、試薬を用いて感度特性について比較検討を行なった。その結果、培養原虫で作製したスライド抗原が一番高い特異性を示した。 (4) 海外におけるピロプラマ病の疫学調査:アルゼンチンの流行地でnPCRとイムノクロマト法によるB. bovis とB. bigeminaの疫学調査を行った。その結果、nPCRよりイムノクロマト法により高い陽性率が認められた。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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[Journal Article] A Seroepidemiological Survey of Theileria equi and Babesia caballi in Horses in Mongolia2019
Author(s)
Myagmarsuren P, Sivakumar T, Enkhtaivan B, Davaasuren B, Zoljargal M, Narantsatsral S, Davkharbayar B, Mungun-Ochir B, Battur B, Inoue N, Igarashi I, Battsetseg B, Yokoyama N.
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Journal Title
Journal of Parasitology
Volume: 105
Pages: 580-586
Peer Reviewed / Int'l Joint Research
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