2020 Fiscal Year Annual Research Report
Theory and Practice of Succinct Data Structures
Project/Area Number |
16H02781
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
定兼 邦彦 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (20323090)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 簡潔データ構造 |
Outline of Annual Research Achievements |
様々なデータに対する簡潔データ構造を開発した.まず,集合族を表現する ZDD をさらに圧縮する Top ZDD を提案した.これにより,集合族中の集合が規則的になっている場合には更に圧縮ができる. 次に,接尾辞配列上での直行領域探索のためのコンパクトデータ構造を開発した.長さ n の文字列に対する接尾辞配列は n log n ビット領域を使用するため多くの領域が必要である.一方これを圧縮した圧縮接尾辞配列では n log sigma ビット領域以下で表現できる(sigma はアルファベットサイズ).しかしこの表現では直行領域探索を効率的に行うことはできない.本研究では,接尾辞配列上での直行領域探索を行うデータ構造で,O(n log sigma) ビット領域のものを提案した.これは劣線形時間で検索を行える始めての線形領域データ構造である. また,オートマトンを表現する簡潔データ構造を与えた.アルファベットサイズ sigma で状態数が n であるオートマトンを表現する際に必要な領域の下限は (sigma-1) n log n ビットであり,これに漸近的に一致する表現を与えた. 更に,グラフを表現する簡潔データ構造も与えた.グラフのクラスとしては,円周上に多角形の頂点を配置し,その多角形から定義される交差グラフのクラスと,クリーク幅をパラメタとして用いるグラフクラスを扱った.
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Research Progress Status |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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[Journal Article] Enumerating Range Modes2020
Author(s)
Kentaro Sumigawa, Sankardeep Chakraborty, Kunihiko Sadakane, Srinivasa Rao Satti
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Journal Title
Proceedings of ISAAC
Volume: LIPIcs 181
Pages: 29:1--29:16
DOI
Peer Reviewed / Open Access / Int'l Joint Research
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