2019 Fiscal Year Annual Research Report
超高速PROCAMSとパーティクル型ディスプレイへの応用
Project/Area Number |
16H02856
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
小池 英樹 東京工業大学, 情報理工学院, 教授 (70234664)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 立体ディスプレイ / モーションキャプチャ / 実時間追跡 / プロジェクション |
Outline of Annual Research Achievements |
これまでは,カルマンフィルタを用いた予測手法により,球体形状のパーティクルのみの実時間追跡・予測・実時間投影が可能であったが,形状は単純な球体に限定されていた.これに対し,本研究では深層学習を用いることにより,任意の形状の物体の位置と姿勢を同時に予測することを試みた.具体的には,ジャグリングで用いるクラブを対象とし,クラブを空中に投げ上げる動画を入力とし,0.5秒後のクラブの位置と姿勢を出力とするような深層学習ネットワークを設計した.約900秒の映像を訓練用,90秒の映像を評価用とし,学習を行わせた.その結果,予測なし,カルマンフィルタによる予測あり,深層学習による予測あり,の場合で投影精度がそれぞれ,6.63%, 59.36%, 63.55%となり,深層学習による予測が最も精度が高いことが示された.本成果は,国際会議International Conference on Advanced Visual Interface (AVI2020)に採択され,発表を行った.
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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