2018 Fiscal Year Annual Research Report
Elucidation of the role of language in science instruction through English and Japanese
Project/Area Number |
16H03068
|
Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
国吉 ニルソン 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (30254577)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
東條 加寿子 大阪女学院大学, 国際・英語学部, 教授 (20258346)
野口 ジュディー津多江 神戸学院大学, グローバル・コミュニケーション学部, 名誉教授 (30351787)
|
Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
Keywords | 科学教育 / 教育・言語・文化 / learning styles / teaching styles / 教育の文化的背景 / Experiential Learning Theory |
Outline of Annual Research Achievements |
筑波大学(「確率論」,「光エレクトロニックス」,「細胞学概論」,「データベース概論I」,「数値計算」の6科目),京都大学(「振動・波動論」,「代数学II」,「有機分子たちを考えて日常生活を理解しよう」の3科目)および上智大学(「基礎物理学」の1科目)がオンラインで公開している日本語による 116 講義(158 講義時間相当)をダウンロードし,映像ファイルを音声ファイルに変換して書き起こし作業を(理工系学生が担当した一部のデータを除き)外注した.ただし,外注先の NVivo Transcriptions は,オンラインでアップロードした音声データを自動的に書き起こす方法を採用しているため,書き起こされた結果を確認する必要がある.自動的書き起こしはかなり早いが,人間による確認作業は必要となる.確認作業が完了しているのは 111 講義時間分であり,この分は日本語による講義のコーパス(OnCAL.jp)へアップロード済みである.全データの確認作業が終了した時点で OnCAL.jp を公開する予定である. 本プロジェクトの内容・目的・進捗状況を国内外の学会等にて初年度から複数回にわたって報告した際,建設的な批判を受けた.以前には,コーパスに含まれていた複数の科目について「対面講義でないのでよくない」や「多数の教員が担当しているのでよくない」と批判された科目をコーパスから削除し,コーパス内容を調整しながら新しい科目を追加した結果,上記の 158 講義時間分のデータとなった.すでに開発が完了している英語による講義のコーパスとの比較を可能にするために,今後も日本語による講義をさらにコーパスに追加していく予定であるが,2017年度末時点のコーパスに比べて現時点のコーパスは,定量的にも,定性的にもバランスが取れていると言える.
|
Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
|