2017 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16H03211
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Research Institution | Kyushu Institute of Technology |
Principal Investigator |
齊藤 剛史 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 准教授 (10379654)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田村 哲嗣 岐阜大学, 工学部, 准教授 (10402215)
桂田 浩一 東京理科大学, 理工学部情報科学科, 准教授 (80324490)
速水 悟 岐阜大学, 工学部, 教授 (90345794)
永井 秀利 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 助教 (60237485)
山崎 敏正 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 教授 (50392163)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | ヒューマンインタフェース |
Outline of Annual Research Achievements |
1.実施計画に基づき、本研究グループが企画・運営するワークショップ(第4回サイレント音声認識ワークショップ)を2017年9月3日(日)~4日(月)に岐阜大学JR岐阜駅前サテライトキャンパスで開催した。今回は新しい試みとして、計測自動制御学会ライフエンジニアリング部門シンポジウム(LE2017)と併催し、ワークショップの2日目のセッションは、LE2017のオーガナイズドセッション「サイレント音声認識の現状と今後」として、5件の発表のうち、本研究グループメンバー4名が招待講演として各研究について発表した。ワークショップの発表件数は18件であった。また実施計画通りに表彰制度において学生奨励賞1名を表彰した。 2.本研究グループメンバーは、前述のLE2017のオーガナイズドセッションにおける招待講演の他に、国内学会で招待講演2件を行い、本研究テーマについてアピールした。また研究代表者は、ひらめき☆ときめきサイエンスなどにおいても本研究テーマについて高校生向けに紹介した。 3.本研究グループ6名の研究者は、各モダリティ、あるいはバイモーダルなどの各テーマで研究を進め、雑誌論文1編、国際学会発表11件、国内学会発表18件の研究成果を挙げた。 4.カラー画像を用いた音声認識技術である読唇技術において、研究代表者がスマートデバイスを用いた発話シーンデータベース(SSSD)を構築し、国内学会で発表した。このデータベースは2018年4月に研究者向けに無償で公開しており、読唇技術の活性化に貢献した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
ワークショップの開催に関しては、LE2017と併催することでより多くの研究者に本研究テーマについて紹介した。さらにその他の招待講演なども実施した。 本研究グループ6名の研究者は、各テーマにおける研究を進め、国内外でそれぞれ研究成果を発表した。 サイレント音声認識技術の一つである読唇技術における公開データベースを構築した。
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Strategy for Future Research Activity |
ワークショップについては継続して開催する。2018年度は東京理科大学野田キャンパスで開催する予定である。これまで同様に学生奨励賞を設ける。さらに新しい企画として、公開データベースSSSDを用いたコンペティションをワークショップ内で開催する予定である。
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Research Products
(31 results)