2018 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16H03211
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Research Institution | Kyushu Institute of Technology |
Principal Investigator |
齊藤 剛史 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 准教授 (10379654)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田村 哲嗣 岐阜大学, 工学部, 准教授 (10402215)
桂田 浩一 東京理科大学, 理工学部情報科学科, 准教授 (80324490)
速水 悟 岐阜大学, 工学部, 教授 (90345794)
永井 秀利 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 助教 (60237485)
山崎 敏正 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 教授 (50392163)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | ヒューマンインタフェース |
Outline of Annual Research Achievements |
1.実施計画に基づき、本研究グループが企画・運営するワークショップ(第5回サイレント音声認識ワークショップ)を2018年9月29日(土)~30日(日)に東京理科大学野田キャンパスで開催した。ワークショップでは特別講演1件、チュートリアル講演1件を含め16件の発表があった。特別講演に関してはサイレント音声の一つのアプローチである手話に関して、チュートリアル講演に関しては、本研究グループの研究者が近年注目を集めている機械学習と深層学習による時系列モデルについて講演された。また実施計画通りに表彰制度において学生奨励賞1名を表彰した。 2.実施計画に基づき、カラー画像を用いた音声認識技術である読唇技術において、研究代表者が構築したスマートデバイスを用いた発話シーンデータベース(SSSD)を公開し、さらにSSSDを用いたコンペティション「機械読唇チャレンジ」を国内初開催した。初の試みであったため参加は3グループと少なかったが、関係者からは好評であり、第2回の開催要望があった。 3.本研究グループ6名の研究者は、各モダリティにおける研究を進め、国際学会発表5件、国内学会発表15件の研究成果を挙げた。また研究代表者は、ひらめき☆ときめきサイエンスなどにおいても本研究テーマについて高校生向けに紹介した。 4.読唇向けの公開データベースSSSDを用いて、読唇技術を体験できるWebアプリを開発し、一般に公開した。さらに新聞やラジオ等で取り上げられ、本研究成果を社会に発信した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
ワークショップの開催に関しては、研究成果発表だけでなく特別講演およびチュートリアル講演を企画して魅力あるワークショップを開催した。 サイレント音声認識技術の一つである読唇技術における公開データベースSSSDを用いた国内初の読唇技術のコンペティション「機械読唇チャレンジ」の実施や読唇技術を体験できるWebアプリを開発・公開することで研究成果を社会に発信することができた。 本研究グループ6名の研究者は、各テーマにおける研究を進め、国内外でそれぞれ研究成果を発表した。
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Strategy for Future Research Activity |
ワークショップについては継続して開催する。2019年度は九州地方での開催を計画している。これまで同様に学生奨励賞を設ける。2018年度に続き、読唇技術向けのコンペティション「第2回機械読唇チャレンジ」をワークショップ内で開催する予定である。
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Research Products
(23 results)