2019 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16H03250
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Research Institution | National Center of Neurology and Psychiatry |
Principal Investigator |
野田 隆政 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 病院, 医長 (50446572)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
上田 一貴 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (10403594)
岡田 幸之 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (40282769)
安藤 久美子 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 准教授 (40510384)
石原 正規 首都大学東京, 人文科学研究科, 准教授 (60611522)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | ヘルスプロモーション |
Outline of Annual Research Achievements |
ヒトの衝動性に関連する知覚-反応系の機能的特徴を明らかにするために、時間知覚・空間知覚、非意識性視覚情報に対する選択反応、ヒトの動きの判別、静止立位姿勢制御における視覚の影響を取り上げ、そのメカニズムの解明を目指した。また、心理物理学的方法を用いて聴覚刺激に対する感度(閾値)を測定するための実験システムを構築し、健常者に対して検証実験を実施した。 もう一つのテーマである衝動性制御に関して、反応抑制機能を必要とする課題を遂行中の脳波信号をフィードバックするタスク型ニューロフィードバックを開発し、トレーニングの効果検証を行った。3日間のトレーニングを実施し、①反応抑制機能に関わるとされるSensorimotor rhythm(SMR)の活動が1日目から2日目にかけて上昇すること、②SMRの活動が高まるほど反応抑制課題の成績の向上すること、③偽の信号をフィードバックする統制条件と比較してニューロフィードバック条件で3日目の反応抑制課題の成績が向上する傾向があることが判明した。 さらに、衝動性へのニューロフィードバックを反応抑制機能に加えて、自律神経系を含めた身体反応を強化することを目的として、衝動性と知覚感度の関係に、前額部皮膚温が関与するという仮説を立て、効果を実証的に検討するために、前額部冷却装置(ペルチェ素子の機能を利用した額を冷やす装置)を作製した。 また、コンピュータやインターネットのなかに広がる仮想的な空間では、現実社会では通常表出されない個人の欲求が具現化され、同時にそれが他者と直接、相互に共有されうる。このかつてない特性をもった社会のなかで発生している新たな犯罪に関する分析と考察をおこなった。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(44 results)
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[Presentation] ECT・rTMS 等検討委員会の活動について2019
Author(s)
鮫島達夫, 水野雅文, 野田隆政, 中村元昭, 金野倫子, 鬼頭伸輔, 一瀬邦弘, 篠崎和弘, 本橋伸高, 神出誠一郎, 澤温, 和田健, 橋本学, 渡辺雅子, 三浦智史, 福田正人, 三村將
Organizer
第115回日本精神神経学会学術総会,ポスター発表, 朱鷺メッセ(新潟)
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[Presentation] 我が国での電気けいれん療法(ECT)の現況 ―日本精神神経学会 ECT・rTMS 委員会の全国調査から―2019
Author(s)
鮫島達夫, 野田隆政, 金野倫子, 神出誠一郎, 一瀬邦弘, 橋本学, 本橋伸高, 澤温, 和田健, 水野雅文
Organizer
第115回日本精神神経学会学術総会,シンポジウム, 朱鷺メッセ(新潟)
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[Presentation] ミニマル肝性脳症におけるL-carnitine治療介入の臨床的意義 近赤外線光トポグラフィによる検討2019
Author(s)
中西裕之, 黒崎雅之, 大澤玲於奈, 桐野桜, 渡壁慶也, 王婉, 岡田真央, 清水孝夫,樋口麻友, 高浦健太, 金子俊, 玉城信治, 野田隆政, 土谷薫, 板倉潤, 高橋有香, 泉並木
Organizer
第55回日本肝臓学会総会,京王プラザホテル(新宿)
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