2018 Fiscal Year Annual Research Report
Elucidation of the Gene and Environment factor for Allergic Diseases using an birth cohort study
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16H03269
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
野口 恵美子 筑波大学, 医学医療系, 教授 (40344882)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡田 随象 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (70727411)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 遺伝子型 / 出生コホート / アレルギー |
Outline of Annual Research Achievements |
アレルギー疾患は、複数の遺伝要因と環境要因が複雑に関わって発症する多因子性疾患である。近年、遺伝要因の解明を目的として、全ての常染色体を均等にカバーする、数十万から数百万の遺伝子型を決定する全ゲノム関連解析(Genome wide association study, GWAS)が行われており、アレルギー疾患においても複数の疾患感受性遺伝子が同定されている。本研究では出生前からの詳細なデータが利用可能な出生コホートサンプルを使用して71万SNPの遺伝子型を決定し、アレルギー疾患ならびに中間形質(特異IgE抗体陽性等)の関連解析を行う。さらに環境要因と遺伝子型の相互作用解析による環境要因を含めた疾患発症の解析、疾患予測モデルの開発を行うことを目的とする。 本年度は出生コホート参加者のGWASを行い、得られた遺伝子型を使用してHLAインピュテーションを適応することにより、各個人のHLAのアレル型を推定した。アレルギー疾患の免疫応答の最初のステップは抗原提示細胞によるT細胞へのHLA class II拘束性アレルゲンペプチドの提示であり、アレルギー疾患のいずれにおいても、HLA class II領域に強い関連が認められる。本研究の対象者は5歳時、9歳時における112種類のアレルゲンコンポーネントに対する特異的IgE値が測定されている。その値を使用してHLA アレル型との関連解析を行ったところHLAのアレルが、特定のアレルゲンコンポーネントに対する感作へ影響を与えることを検出した。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)