2018 Fiscal Year Annual Research Report
Double Responsibilities of Care in East Asia: Investigating the Multi-dimensional and Intergenerational Nature of Care
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16H03326
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| Research Institution | Yokohama National University |
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Principal Investigator |
相馬 直子 横浜国立大学, 大学院国際社会科学研究院, 教授 (70452050)
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| Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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| Keywords | ダブルケア / 社会福祉 / ジェンダー / 地域包括ケアシステム / 少子高齢化 / 社会政策 / 子育て支援 / 国際比較 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
第一に、国際学会を通じて、研究結果を発信し、東アジアにおけるダブルケアの国際比較研究を発展させるための重要なインプットを得ることができた。具体的には、韓国社会政策学会と韓国女性政策研究院における発表である。前者の国際学会では、韓国における共同研究者とともに、日韓比較につながる研究発表を行った。後者は特に日本の研究成果を発表し、ケアの複合化に関する貴重なコメントを得た。
第二に、日本の書籍３冊（共著）において、成果発表を行った。一冊目は東アジアの社会変動論の枠組みで日本と韓国のダブルケア問題を比較考察した。二冊目は特に日本のダブルケア調査結果からの考察を詳述した。三冊目は高大接続の教科書であり、社会政策・福祉政策の初学者向けのテキストに現代的なダブルケアの問題をアクティブラーニングの一例として入れている。
第三に、ダブルケア研究に関する特集号の企画を学術雑誌に提出した。刊行を目指して論文執筆と編集の準備を行っている。また、一般向けのダブルケアに関する新書を2019年度に刊行予定であり、その執筆を行った。
第四に、ダブルケア関連のシンポジウムや研究会を通じて、調査結果を幅広く社会へ発信し、当事者や支援者のネットワーキングを行った。具体的には、北海道庁、京都府、神奈川県川崎市などの行政主催のシンポジウムや、市民団体主催（岩手奥州ダブルケアの会等）の研修会にて発表を行った。本研究プロジェクトでは、多主体連携の「自治型・包摂型の地域ケアシステム」を提言として出しており、シンポジウムや研究会を通じて対話が深まる機会となった。
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| Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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