2018 Fiscal Year Annual Research Report
Reflections on Conflict-of-Laws Issues with Regard to International Aspects of Succession Substitutes
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16H03548
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
横溝 大 名古屋大学, 法学研究科, 教授 (00293332)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林 貴美 同志社大学, 法学部, 教授 (10319460)
大島 梨沙 新潟大学, 人文社会科学系, 准教授 (20580004)
藤谷 武史 東京大学, 社会科学研究所, 准教授 (90313056)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 相続代替制度 / estate planning / ジョイント・アカウント / 抵触法 / 準拠法選択 |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度に当たる本年度は、外国人実務家へのインタビューによる情報収集によりこれまでの調査研究を補完すると共に、研究成果総括のためのワークショップ及びシンポジウムを開催し、研究成果を公表した。 先ず、渉外相続に詳しいフランス公証人フランソワ・ブルノー氏に対し、事前に作成・送付したQuestionnairesに基づきつつインタビューを行い、EU相続規則の問題点、及び、フランスにおける相続代替制度の利用、またその国際的側面に関する諸問題についての知見を得た(5月)。 また、研究分担者間での会合を継続し(9月、10月)、相続法改正の渉外的側面や相続準拠法の適用範囲についての議論を深めると共に、最終成果の取りまとめに向けて相談した。 その後、本研究課題の共同成果について、少人数によるワークショップ(11月・名古屋大学)を開催して国内研究者からフィードバックを得た上で、国際シンポジウムを開催し、内外研究者の前で共同報告を行った(12月・同志社大学)。上記ワークショップとシンポジウムの成果を踏まえ、最終成果物として、相続代替制度に関する成果を共同で執筆し、名古屋大学法政論集に公表した。 最後に、フランソワ・ブルノー公証人を招聘し、研究分担者以外の研究者にも広く参加を呼び掛ける形で研究会を開催し(2月、同志社大学及び広島大学)、相続代替制度の実務的側面・国際的側面のそれぞれにつき同氏の報告に基づき議論することで、研究者間でのこの問題に関する問題意識の共有を図ると共に、残された課題を明確にする機会を得た。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(12 results)