2019 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
16H03659
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Research Institution | Chuo University |
Principal Investigator |
花枝 英樹 中央大学, その他部局等, 客員研究員 (50103693)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 健嗣 一橋大学, 大学院経営管理研究科, 教授 (00408692)
佐々木 隆文 中央大学, 総合政策学部, 教授 (10453078)
佐々木 寿記 東洋大学, 経営学部, 准教授 (10609738)
胥 鵬 法政大学, 経済学部, 教授 (60247111)
芹田 敏夫 青山学院大学, 経済学部, 教授 (80226688)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | ESG活動 / サーベイ調査 / コーポレートファイナンス / 企業文化 |
Outline of Annual Research Achievements |
われわれ研究グループが過去15年以上にわたり計11回行ってきた、日本の上場企業を対象にしたサーベイ調査結果をまとめ、2020年中に一冊の本(仮題『日本のコーポレートファイナンス-サーベイ調査による分析』白桃書房)を出版する計画である。そのために、各章の執筆担当者を決め、10章分の原稿を完成させ、出版に向けた準備をしているところである。出版の目的は、サーベイ調査からから見えてくるコーポレートファイナンスに対する日本企業の考え方、意識を明らかにすることである。 また、2018年8月に「企業文化に関する企業の意識調査」という題目で、全上場企業を対象に質問票郵送によるサーベイ調査を行ったが、その分析結果を英文のWorking Paperの形で完成させた。概要は以下のようである。日本企業の企業文化の形成過程やタイプは北米企業と異なる一方、企業文化の重要性、企業行動や企業パフォーマンスに及ぼす影響については北米企業と同様の期待を抱いていることが分かった。今後、学会発表を経て、海外の専門雑誌に投稿する予定である。 さらに、2019年8月から9月にかけて、『ESG(環境・社会・企業統治)活動に関する企業の意識調査』という題目で、ESGに対するサーベイ調査を行い、上場企業263社からの回答を得た。ESG活動への取り組みは企業にとって喫緊の課題になっており、ESG活動が企業行動に及ぼす影響の実証的分析は学術的にも大きな関心を集めている。質問票では、企業のESG活動が将来の利益及び、将来の利益の安定性に及ぼす影響を個別のESG活動について聞いている。また、ESG活動が各ステイクホルダー(消費者、従業員、投資家)に及ぼす影響についても企業側がどのように考えているのかを聞いている。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(7 results)