2018 Fiscal Year Annual Research Report
Development and utilization of active learning materials with ICT for disaster evacuation in teacher education
Project/Area Number |
16H03796
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Research Institution | Shinshu University |
Principal Investigator |
田中 敏 信州大学, 学術研究院教育学系, 教授 (20171754)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
島田 英昭 信州大学, 学術研究院教育学系, 教授 (20467195)
廣内 大助 信州大学, 学術研究院教育学系, 教授 (50424916)
村松 浩幸 信州大学, 学術研究院教育学系, 教授 (80378281)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 防災教育 / アクティブラーニング / ICT活用 / 地域防災 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成30年度は、本プロジェクトが開発してきたICT活用防災教育支援教材を用いた協力校の授業実践を平成28・29年度に引き続いて支援し、当該年度一学期に小学校1校、2・3学期に中学校1校において当教材に含まれるコンピュータソフト及び評価シートの稼動・適用実績を蓄積し、ソフトウェアでは主に作業インターフェイスの改革・改良を進め、評価シートでは主に信頼性・妥当性の検証から評価項目の改善と入れ替えを進めてきた。 それと共に、本プロジェクトは学校教員のためのアクティブラーニング支援を主目的とするため本教材の教員養成への展開を想定し、実際の現職教員を対象とした講習会を夏季に教員免許状更新講習選択講座として企画・実施した。当講座には30人の小・中・高等学校教員が参加し、児童生徒の防災学習と同様にタブレット型コンピュータを用いた防災マップ作りを体験し、その指導方針と活動手順を学んだ。教室での事前学習後、屋外に出ての地域の安全・危険情報の取材(現場の撮影)から、教室に戻っての取材情報を活用したマップ制作、そして発表と討論、及び成果の評価まで一連の学習活動のパッケージとして参加教員においてその習得・運用に問題は見られず、結果として概ね好評であった。講習後のアンケートではほぼ全員が「よい」または「だいたいよい」と回答した。本プロジェクトの成果を載せたHPの記事により協力校以外の小学校からの引き合いもあり、防災教育におけるICT活用アクティブラーニングを支援する有効な教材として関心をいただいた。 最終的に本プロジェクトの成果物はWebサイトにおいて閲覧または入手可能とする(URLは備考欄または成果報告参照)。ただしタブレット型コンピュータに装着するソフトウェア(地域取材のためのインターフェイス)は著作権の関係があり要相談となる。防災学習評価のための統計分析プログラムは無償でダウンロードできる。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(5 results)