2018 Fiscal Year Annual Research Report
Revealing MAXI unidentified short transient by prompt followup
Project/Area Number |
16H03965
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Research Institution | Institute of Physical and Chemical Research |
Principal Investigator |
三原 建弘 国立研究開発法人理化学研究所, 開拓研究本部, 専任研究員 (20260200)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 天文学 / X線天文学 / 宇宙科学 / 国際宇宙ステーション(ISS) / 国際協力 |
Outline of Annual Research Achievements |
MAXIの「未同定 短時間 軟X線 トランジェント天体」の正体解明のため、MAXIの全天監視観測を継続し、その即時位置決めやスペクトル観測を、MAXIと同じくISSに搭載されたNICERで実施し、時間領域で残されている急速減光天体を探る。 H30(2018)年度は(1)MAXIの継続運用を行い、418天体の活動を日々MAXI HP からデータ公開した。 (2)MAXIによる天体増光現象の監視と、突発天体の発見・速報を継続した。2018年6月7日にMAXIが発見したMAXI J1727-203では、MAXI-NICER地上連携を用いNICERで追観測を行った。NICERでは手動スキャンではあったが、今後は一連の動作を自動化するという目途がたった。2018年12月1日発見のMAXI J1810-222では、太陽位置近くでも観測できるNu-STAR衛星で追観測し、正確な位置が求められた。この他、MAXI J1724-298 (2018/10/16) 、MAXI J1631-479 (2018/12/21)、MAXI J1348-630 (2019/1/26) を発見した。()内はMAXI発見日。 (3)MAXI-NICER連携の即時観測の地上ルートの実施と高速化を図った。地上ルートでは、2018年8月から半年間、大学院生をNASA/GSFCに派遣し、NICER打ち上げから2019年3月までに食変光星アルゴルのフレアなど22 例の観測を行った。 (4)MAXI-NICER連携の機上ルートの準備を、日本側はJAXAと、アメリカ側はNICERチームと相談しながら進めた。OHMAN日本側ソフトウエアは地上試験を進め2019年1月にISSの機上PCで動作させることに成功した。2018年7月のISS R&D会議においてはMAXIとNICERからOHMANについて発表を行いNASAの関係者に広めた。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(19 results)
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[Journal Article] The 7-year MAXI/GSC Source Catalog of the Low-Galactic-latitude Sky (3MAXI)2018
Author(s)
Hori T.、Shidatsu M.、Ueda Y.、Kawamuro T.、Morii M.、Nakahira S.、Isobe N.、Kawai N.、Mihara T.、Matsuoka M.、Morita T.、Nakajima M.、Negoro H.、Oda S.、Sakamoto T.、Serino M.、Sugizaki M.、Tanimoto A.、Tomida H.、Tsuboi Y.、Tsunemi H.、Ueno S.、Yamaoka K.、Yamada S.、Yoshida A.、Iwakiri W.、Kawakubo Y.
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Journal Title
The Astrophysical Journal Supplement Series
Volume: 235
Pages: 7(1-40)
DOI
Peer Reviewed / Open Access
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