2018 Fiscal Year Annual Research Report
Development of innovative Micro 3D Printer
Project/Area Number |
16H04308
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
梅津 信二郎 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (70373032)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | マイクロ3Dプリンタ / 高精度 / フードプリンタ / 細胞組織 / 太陽電池 |
Outline of Annual Research Achievements |
静電方式のインクジェットプリンタは、高精度に、高粘性な液体をプリント可能というメリットを有している。このような特性を様々な造形へと展開する目的で、本研究を推進した。特に、今年度は、新しい領域への展開を目指して、フードプリンタへの応用展開を目指した研究を推進した。また、これまで通り、太陽電池の作製、人工臓器の作製に関する研究に関しても基礎特性の把握に関する研究を継続して行った。 フードプリンタに関する研究は、現状では、ディスペンサ方式が取られており、連続的にフードインク(ペーストを含む)がプリントされる。この方式で高精度に造形物を作製するのは、困難である。関連研究を推進する研究者から様々な報告がなされているが、いずれも精度が低かった。申請者らは、高精度に高粘性な液体をプリント可能という静電方式のインクジェットプリンタのメリットを利用したプロトタイプを開発し、基礎特性の把握を行った。固形で売られているチョコレートの場合、溶かした状況であっても、チョコレートの粘性は極めて高かったが、プリントできることを把握した。また、当然ではあるが、吐出温度によって、チョコレートペーストの粘性が変わるため、プリント精度が変わることを確認した。チョコレートは非ニュートン性流体のため、レオロジー特性を考慮する必要があることも確認した。 様々な基礎特性を把握した上で、インクジェットプリンタノズルを工夫することによって、低温環境下であっても、50μmの線幅でプリントできることを実証した。これは、非常に高精度なプリント結果である。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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[Journal Article] Low-Temperature-Processed Brookite-based TiO2 Heterophase Junction Enhances Performance of Planar Perovskite Solar Cells2019
Author(s)
Md Shahiduzzaman, Sem Visal, Mizuki Kuniyoshi, Tetsuya Kaneko, Shinjiro Umezu, Tetsuhiro Katsumata, Satoru Iwamori, Masato Kakihana, Tetsuya Taima, Masao Isomura, Koji Tomita
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Journal Title
Nano letters
Volume: 19
Pages: 598-604
DOI
Peer Reviewed
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