2019 Fiscal Year Annual Research Report
Effects of late blooming phases on radiation induced hardening in pressure vessel steels
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16H04633
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| Research Institution | Kyushu University |
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Principal Investigator |
渡辺 英雄 九州大学, 応用力学研究所, 准教授 (90212323)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鎌田 康寛 岩手大学, 理工学部, 教授 (00294025)
安永 和史 公益財団法人若狭湾エネルギー研究センター, 研究開発部, 主任研究員 (20404064)
山本 琢也 福井大学, 附属国際原子力工学研究所, 客員教授 (50212296)
木村 晃彦 京都大学, エネルギー理工学研究所, 教授 (90195355)
大澤 一人 九州大学, 応用力学研究所, 助教 (90253541)
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| Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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| Keywords | 高経年化原子炉 / 照射脆化 / 溶質元素クラスター / 転位ループ |
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| Outline of Annual Research Achievements |
高経年化原子炉の廃炉が進むに従い、原子力が基盤電力としての役割を果たすには、原子炉の更なる高経年化への対応が不可欠となる。そのためには不純物である銅濃度に依存する脆化機構の解明とそれに基づく材料の安全性評価は、炉の安全性を地域社会に科学的根拠から明確に示す 上で重要な課題である。本研究では、中性子やイオン照射により形成される転位ループや各種の溶質元素クラスターをＲＩ管理区域内に設置された収差補正機能を有す る電子顕微鏡にて組織観察すると同時に装置に付属するエネルギー分散型の分析装置（ＥＤＳ）によりクラスターの微小分析を実施し、照射に よる硬さ変化と引張強度との相関を得ることにより、各要因の脆化への役割について考察する.
本研究では、銅濃度の異なる各種モデル合金並びに実用鋼としてＡ５３３Ｂ鋼や浜岡1号炉モップアップ材料について 中性子照射並びにイオン照射を行い、照射後の硬さ変化や組織観察を実施した。その結果、同一視野においてこれまで観察が不可能であった転位ループと微小クラスターが収差補正機能付STEMにより観察が可能であることが判明し、それらのサイズや数密度の測定から実測値との検討を詳細に行うことが可能となった。
最終年度の今年度はこれまでのデータをまとめて以下の2件の国際会議に報告するとどもに学術論文として報告した。
１）Effects of Mn, Ni addition on radiation induced dislocation loops and solute clusters of A533B under Irradiation(SMINS5)
２）Radiation induced dislocation loops and solute clusters of Fe-based model alloys under Irradiation (ICFRM19)
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| Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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