2018 Fiscal Year Annual Research Report
Novel cancer immunotherapy targeting neoantigens in combination with epigenetics and immune modulation
Project/Area Number |
16H04708
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
垣見 和宏 東京大学, 医学部附属病院, 特任教授 (80273358)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松下 博和 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (80597782)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | ネオアンチゲン / エピゲノム / DNAメチル化阻害剤 / HDAC阻害剤 / 胃癌 / 肺癌 / メラノーマ / マウスモデル |
Outline of Annual Research Achievements |
胃がん細胞株YTN2、YTN16(同一の腫瘍から樹立したサブクローン)、肺がん細胞株LLC1、メラノーマ細胞株B16F10の全エクソーム解析とRNA-Seq解析に基づきネオエピトープペプチドの候補を抽出し、YTN2、YTN16、LLC1、B16F10に対して、それぞれ160、168、128、91個のペプチドを合成してその免疫原性を評価した。。YTN2、YTN16、LLC1、B16F10に対して、それぞれ65個、69個、25個、3個のペプチドが、DCワクチンによってペプチド反応性CD8陽性T細胞を誘導することが可能であった。 そこで、DNAメチル化阻害剤の5-Azacytidine、Decitabine、HDAC阻害剤のVorinostat、Trichostatin A、Panobinostat、Valproic acidが、免疫原性を持ったネオアンチゲンの発現に与える影響を解析した。B16F10由来のネオアンチゲンに対しては、DNAメチル化阻害剤では遺伝子発現に大きな変化は認められなかったが、検討した4種類のHDAC阻害剤によって、3種類中1つのネオアンチゲンにおいて、2.3倍から2.8倍の遺伝子発現の増加を認めた。LLC1由来のネオアンチゲンに関しては、2個のネオアンチゲンにおいて、検討したすべてのDNAメチル化阻害剤とHDAC阻害剤によって2倍から6倍の遺伝子発現の増加を認めた。YTN2及びYTN16細胞株では、DNAメチル化阻害剤におって、遺伝子発現が1000倍に増加した抗原を認めた。また、HDAC阻害剤の中では、Trichostatin Aが最も効率よくネオアンチゲンの遺伝子発現を増強し、無処理では発現が認められなかった18個のネオアンチゲンのうち、12個のネオアンチゲンの発現が誘導された。エピゲノムの制御でネオアンチゲンに対する免疫応答を増強する可能性が示唆された。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(18 results)
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[Presentation] Neoantigen load and HLA-class I expression characterize a subset of HR-proficient high-grade serous ovarian carcinomas with favorable prognosis and T cell-inflamed phenotype.2018
Author(s)
Hirokazu Matsushita, Kosei Hasegawa, Katsutoshi oda, Shogo Yamamoto, Kayo Asada, Akira Yabuno, Akira Nishijima, Takahiro krasaki, Yuji Ikeda, Keiichi Fujiwara, Hiroyuki Aburatani, Kazuhito Kakimi.
Organizer
AACR (American Association for Cancer Research) Annual Meeting 2018
Int'l Joint Research
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