2016 Fiscal Year Annual Research Report
Development of subunit cocktail vaccine against bovine babesiosis
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16H05033
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Research Institution | Obihiro University of Agriculture and Veterinary Medicine |
Principal Investigator |
横山 直明 帯広畜産大学, 原虫病研究センター, 教授 (80301802)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | バベシア / ワクチン / 牛 / 赤血球侵入 / 遺伝子多型 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成28年度では、以下の研究成果を得た。 1)牛バベシア(Babesia ovata)の起原や疫学的分布について、総論としてとりまとめた。 2)スリランカ、タイ、ベトナムに分布する牛バベシア(Babesia bovis)のワクチン候補抗原(MSA)の遺伝子多型を明らかにした。 3)牛バベシア(Babesia bovis)の試験管内の赤血球侵入評価系を確立し、さらに牛バベシア病に対するワクチン候補抗原(Profilin抗原、Methionine aminopeptidase抗原)を同定した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
世界に分布する牛バベシアのワクチン候補抗原の遺伝子多型を明らかにできたことや、牛バベシア病に対する新たなワクチンの候補を同定できたことから、オーダーメイド型サブユニットカクテルワクチンを構築するための学術基盤が構築できた。当初の計画以上に進展している。
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Strategy for Future Research Activity |
平成29年度では、1)それぞれのワクチン候補抗原に対するウサギ特異抗体を用いたバベシアの赤血球侵入阻止効果の評価、2)牛バベシア病に対するカクテルワクチンの試作、3)牛への試験的接種とその免疫解析を実施し、試作ワクチンの効果について予備的に検証する。
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Research Products
(11 results)