2016 Fiscal Year Annual Research Report
統合的ストレス応答を標的としたサルコペニア治療薬の探索
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16H05222
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
親泊 政一 徳島大学, 先端酵素学研究所(プロテオ), 教授 (90502534)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三宅 雅人 徳島大学, 先端酵素学研究所(プロテオ), 助教 (30588976)
親泊 美帆 徳島大学, 先端酵素学研究所(プロテオ), 特任助教 (00596158)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | サルコペニア治療薬 / 小胞体ストレス / ATF4 / 化合物スクリーニング |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、これまでの研究成果に基づき、運動機能低下以外に生活習慣病のリスクもあがるサルコペニアの統合的ストレス応答を標的とした新たな治療法の開発に挑む。統合的ストレス応答での筋肥大抑制因子、それを阻害する化合物探索法、候補化合物の効果を評価するサルコペニアモデルマウスなどはすでに作成が完了しているため、今年度では、化合物ライブラリーからATF4阻害効果を持つ化合物の同定をするため、ハイスループットスクリーニンングを行った。 化合物の diversity を考慮したコア化合物ライブラリー約2万化合物から 申請者らが開発したアッセイでハイスループットスクリーニングを実施した。ハイスループットスクリーニングでは偽陽性(レポーターであるルシフェラーゼ活性の直接 阻害や細胞死による活性低下など)を排除する必要があるので、SV40Luc レポーターや Almarblueアッセイを組み合わせた多段階 によるスクリーニングストラテジーで行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
ATF4阻害効果を持つ化合物の同定をするため、化合物ライブラリーからハイスループットスクリーニンングを行い、候補化合物として71化合物を得られた。
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Strategy for Future Research Activity |
平成29年度は、今年度の検証結果をもとに細胞レベルでの機能解析を行い、ヒット化合物の絞込みを行う。化合物が10個程度に絞り込まれたら、モデルマウスで有効血中濃度測定を行い、ヒット化合物を3つまでに絞り込む。 最終的にはモデルマウスに化合物投与し、筋力測定、運動能力測定、またエンドポイントでは筋を摘出して筋重量を 測定し、組織学的な解析を行い、筋萎縮抑制効果を判定する。これらの研究実施にはモデルマウスが必須であり 、それらの維持にはGenotypingが必要であるため、Genotyping業務を行う研究支援者を雇用を計画している。
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Research Products
(11 results)
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[Journal Article] Correction: Long-Term Low Carbohydrate Diet Leads to Deleterious Metabolic Manifestations in Diabetic Mice.2016
Author(s)
Handa K, Inukai K, Onuma H, Kudo A, Nakagawa F, Tsugawa K, Kitahara A, Moriya R, Takahashi K, Sumitani Y, Hosaka T, Kawakami H, Oyadomari S, Ishida H.
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Journal Title
PLoS One
Volume: 11
Pages: e0155751
DOI
Peer Reviewed
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