2018 Fiscal Year Annual Research Report
Maternal and fetal prognosis and NCD risk stratification in relation to time course record during pregnancy.
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16H05243
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Research Institution | Tohoku Medical and Pharmaceutical University |
Principal Investigator |
目時 弘仁 東北医科薬科大学, 医学部, 教授 (20580377)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村上 義孝 東邦大学, 医学部, 教授 (90305855)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 妊娠高血圧症候群 / 生活習慣病 / 長期予後 / 家庭血圧 / 複数回測定 / 出生体重 |
Outline of Annual Research Achievements |
BOSHI研究では、妊娠期間中のデータがある妊婦に対し1455名に葉書を発送し、追跡調査を行った。現時点での転居先不明は354名であった。電話による確認で返答なしが363名、電話確認中が289名である。連絡がついている449名のうち検査を希望しない者は114名、保留は51名、中止の希望は3名であった。対面あるいは郵送での調査を実施したのは281名であり、そのうち、家庭での調査を実施したのは280名、来所での調査を実施したのは227名であった。来院した対象者に生化学検査、内分泌学的検査、尿検査、脈波伝播速度測定、脈波増大係数測定、FMD測定を実施し、母児ともに自宅にて家庭血圧測定を2週間にわたり行った。結果の回付を郵送並びに面談で実施し、測定したデータはデータベースに格納した。 採血時妊娠20週未満かつeGFRと血圧のデータを有する妊婦747名を、日本人の推算式により算出されたeGFRの四分位点を基に4群に分類し妊娠高血圧症候群発症オッズ比を求めたところ、 家庭血圧が至適血圧であっても、eGFR<123 ml/min/1.73m2であった群では、妊娠高血圧症候群発症リスクが2倍であった。 家庭血圧と外来血圧の組み合わせと母児の予後を検討したところ、家庭血圧・外来血圧のいずれかが至適血圧でない場合には妊娠高血圧症候群リスクが上昇していた。また、いずれも至適血圧でない場合には2500g未満の児を出産するリスクが高かった。 エコチル調査の追加調査では、家庭血圧のデータならびに活動量計のデータとその他の基礎特性データの突合を行い、追跡調査の準備を行った。2019年度より声がけを開始予定である。三世代コホート調査でも、追跡時の家庭血圧測定結果についてデータ集積中である。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(15 results)