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2016 Fiscal Year Annual Research Report

健常人と認知症患者の遺伝要因、生活習慣と脳形態、アミロイドPET、認知力との相関

Research Project

Project/Area Number 16H05384
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

瀧 靖之  東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (10375115)

Project Period (FY) 2016-04-01 – 2020-03-31
Keywords認知症 / MRI / アミロイドベータ
Outline of Annual Research Achievements

平成28年度前半で被験者選定を行い、後半から脳MRI、PET撮像、生活習慣、遺伝子、認知力等のデータ収集を行った。東北大学医学系研究科倫理委員会の承認の元で行った。被験者候補は、15万人を対象にしたコホート研究である東北メディカル・メガバンク事業に参加した被験者から希望者、及びこれまで申請者らで築いて来た健常脳研究参加者コホートの希望者を対象にした。アルツハイマー病患者は東北大学老年医学外来の患者さんを対象とした。これらの方々の中から、健常人15名、アルツハイマー病患者15人の脳MRI撮像、Aβ及びタウ蛋白のPET画像、遺伝子、生活習慣、認知力テスト等のデータを収集した。データ収集と並行して、脳MRI画像解析、及び遺伝子解析を行う。脳MRI解析は、voxel-based morphometryの手法を用いた。概要として、脳画像に対してStatisitical parametric mapping(SPM8)を用いて、解剖学的標準化を行う。次に信号強度の差違と位置の情報から、解剖学的標準化された脳画像に対して、組織分画を行い、灰白質、白質、脳脊髄液腔の各分画画像を作成した。それらの画像を平滑化することで、統計解析を行う画像を作成した。これらの前処理は全て自動で行った。遺伝子解析に関しては、ApoE対立遺伝子のタイピングを行っているところである。これらのデータを統合して、少人数における多変量解析を行い、遺伝要因と脳形態との相関を解析した。併せて、生活習慣や認知力のデータも用いた多変量解析も遂行中である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

患者のリクルートの進みが少し遅かったため、また使用予定の東北大学サイクロトロンRIセンターにおけるサイクロの運転期間が短かったために、患者データの収集が遅れてしまった。

Strategy for Future Research Activity

今年度は、サイクロトロンの枠も十分に確保されているので、概ね予定通りに進むと考えられる。

URL: 

Published: 2018-01-16  

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