2018 Fiscal Year Annual Research Report
Best ventilatory strategy with evaluating renal blood flow in acute respiratory distress syndrome
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16H05458
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
藤野 裕士 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (50252672)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内山 昭則 大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (00324856)
井口 直也 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (00372623)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 急性肺傷害 / 人工呼吸 |
Outline of Annual Research Achievements |
前年度までの研究により、急性肺傷害における自発呼吸の温存による肺傷害悪化で特に従圧式換気の際に経肺圧が制御できないため肺傷害の進展が進むこと、また肺傷害はPEEPを付加することによりその進展を予防できることを解明した。本年度は前年度までの研究モデルにおいて筋弛緩薬を投与することによる炎症の局所分布への影響をPET scanを用いて検討した。 動物肺傷害モデルを作成し肺傷害モデルを作成した。経肺圧は食道内圧による平均圧と胸腔内に圧プローブを埋め込むことで局所経肺圧を計測した。肺内の炎症はPETと組織学的検索により行った。炎症の評価は[18F]fluoro-2-deoxy-D-glucoseの取り込みにより行った。自発呼吸群では自発呼吸の影響で肺下部の局所経肺圧が増大し局所肺過膨張が発生した。そのため肺下部に強い炎症の集積を認めた。筋弛緩薬を投与すると肺下部の局所経肺圧は低下し、それに伴って肺下部の炎症は低下した。逆に相対的に経肺圧の高い肺上部において炎症を強く認めた。 本課題の最終目的である重症呼吸不全に対する最適換気法の評価に腎機能を加えることがある。昨年に引き続き膀胱内尿中酸素分圧を腎髄質酸素分圧の指標として局所腎血流の評価を行うための方法の確立を行った。今後膀胱内酸素分圧計測を肺傷害動物モデルに組み合わせて検討を行う予定である。最適換気法の評価においては部分筋弛緩、体外循環の併用などの自発呼吸制御方についても合わせて評価を行う必要がある。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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