2017 Fiscal Year Annual Research Report
糖尿病患者セルフケア能力測定ツールを活用した外来患者用ICT看護システムの開発
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16H05575
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
清水 安子 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (50252705)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
黒田 久美子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (20241979)
石井 秀宗 名古屋大学, 教育発達科学研究科, 教授 (30342934)
瀬戸 奈津子 関西医科大学, 医学部, 教授 (60512069)
正木 治恵 千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (90190339)
内海 香子 岩手県立大学, 看護学部, 教授 (90261362)
脇 幸子 大分大学, 医学部, 准教授 (10274747)
中尾 友美 聖マリア学院大学, 看護学部, 准教授 (90609661)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 糖尿病 / セルフケア能力 / 看護 / チーム医療 / ICT |
Outline of Annual Research Achievements |
これまでの研究成果をもとに、糖尿病セルフケア能力測定ツールICTシステムを完成させ、8月にホームページを完成させることが出来た。さらに、日本糖尿病教育・看護学会で交流集会を開催し、定員以上の参加を得た。交流集会では、「何をよりどころに療養指導を行っていくか考えた時、このツールを見てスッキリした感じがしました。ぜひ活用したいです。」「セルフケア能力を知ることで、自己管理の原動力につながることが理解できました。自分らしく生きる力が大切だと納得できました。」「なかなかおもしろく、わかりやすいツールだなと思います。病棟カンファレンスでも活用してみたいです。」などおおむね、良好な評価が得られた。 これを機に、いくつかの病院、大学等でも、糖尿病セルフケア能力測定ツールを紹介する機会を得ることが出来、今後の研究のネットワーク作りも進めることが出来た。 同時に、セルフケア能力測定ツールで集積されたデータについて分析を行うため、AIの専門家及び病院の協力が得られることとなり、研究計画を立案し、現在倫理審査申請中であり、今後その分析を進める予定である。 当初の計画では、介入計画立案後に、データの集積・解析を行う予定であったが、病院の協力が得られることとなったため、その結果を踏まえて、介入計画の立案を行い、さらにツールの活用方法の明確化や活用によるエビデンスの明確化につなげていく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画とは異なり、すでに集積しているデータを用いた分析を先に行い、介入による研究計画を行うこととなったが、研究全体としてはおおむね順調に進展している。
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Strategy for Future Research Activity |
データ分析の結果を活かした介入計画を立案し、ツールの活用方法を明確化していく予定である。
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Research Products
(2 results)