2018 Fiscal Year Annual Research Report
Comprehensive Research on Miniatures in the Rashid al-Din, Jami' al-Tawarakh Manuscript
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16H05681
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
川本 正知 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 特任教授 (30192553)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大塚 修 東洋大学, 文学部, 助教 (00733007)
杉山 雅樹 京都外国語大学, 国際言語平和研究所, 嘱託研究員 (30773824)
桝屋 友子 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (40300735)
小倉 智史 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助教 (40768438)
松田 孝一 大阪国際大学, 公私立大学の部局等, 名誉教授 (70142304)
宇野 伸浩 広島修道大学, 国際コミュニティ学部, 教授 (60310851)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 写本 / ミニアチュール / ラシード・ウッディーン / 『歴史集成』 / モンゴル帝国 / イル・ハン朝 / ティムール朝 / ムガール朝 |
Outline of Annual Research Achievements |
写本調査 2018年8月から9月にかけて、研究代表者川本、研究分担者小倉、大塚、杉山がパリ、ロンドン、エディンバラ、ウィーンを訪問してラシード・ウッディーンの『歴史集成』写本の調査を行った。8月29日から9月5日まで滞在したパリにおいてはNational Library所蔵の最も多くのミニアチュールが含まれているSuppl. person 1113写本を主に調査した。次に9月6日から14日までロンドンに滞在し、British LibraryのAdd.16688写本、Add.7628写本そのほか多くの関連写本を調査し写真撮影をおこなった。また、その間9月9日・10日とエディンバラに一泊し、エディンバラ大学図書館を訪れ、1314/5年に作られ、多くのミニアチュールが含まれていることで知られる『歴史集成』第2巻のOr.20写本を調査した。最後に9月14日から20日の間、研究代表者川本がウィーンを訪れAustrian National LibraryのMxt.326写本を調査し写真撮影した。なお、パリのSuppl. person 1113写本の全ミニアチュールのデジタルデータは大塚が別に購入し入手した。
研究成果発表---英文報告書出版を前提として--- 今年度が当科研の最終年度にあたるので研究成果をまとめるために2度にわたって分担者による研究成果発表の会がもたれた。第1回目は2018年12月8日(土)・9日(日)の二日にわたって東京大学東洋文化研究所3階第2会議室にて科研分担者全員による英文報告書掲載を前提とする研究報告会が行われた。第2回目は2018年12月25日(火)にやはり東洋文化研究所3階第2会議室にて、ランプル写本についての特別研究会として行われ、ランプル写本について論文を書くことになっている分担者がそれぞれ研究報告をおこない議論した。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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