2018 Fiscal Year Annual Research Report
Comparative Study of Politico-Religious Relations and Public Religions in Asia
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16H05712
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
櫻井 義秀 北海道大学, 文学研究院, 教授 (50196135)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
川田 進 大阪工業大学, 工学部, 教授 (10288756)
矢野 秀武 駒澤大学, 総合教育研究部, 教授 (20422347)
塚田 穂高 上智大学, 総合人間科学部, 研究員 (40585395)
藤野 陽平 北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 准教授 (50513264)
高橋 沙奈美 北海道大学, スラブ・ユーラシア研究センター, 助教 (50724465)
外川 昌彦 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (70325207)
滝澤 克彦 長崎大学, 多文化社会学部, 教授 (80516691)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 政教関係 / 公共宗教 / ポストソーシャリズム / チベット仏教 / モンゴル仏教 / 正教 / キリスト教 / 創価学会 |
Outline of Annual Research Achievements |
3年目の実績としては、各人の現地補足調査と学会での調査報がある。 1)櫻井は、2018年2月に関西大学で創価学会と日本政治の右傾化について、7月にシンガポール経営大学で前記内容の英語発表、2019年2月に韓国の東西大学にて東アジアの政教関係と集合的記憶に関する報告、同月台湾の中央研究院において前記内容の英語発表と研究打ち合わせを行った。外川はインドの継続調査、矢野はタイ継続調査、滝澤はモンゴルの補足調査を行い、藤野は台湾の補足調査を行い、高橋はウクライナの補足調査、川田はベトナム調査を行い、塚田穂高は、地鎮祭訴訟のまとめを行い、連携研究者の加藤はポーランドでの調査を行った。 2)2019年2月27日北海道大学にて塚田穂高「戦後日本の政教問題の概観と政教分離概念の浸透過程」ほか研究分担者・研究協力者による報告会を開催し、櫻井、高橋、外川、滝澤、川田、藤野、加藤、塚田、連携研究者の伍嘉誠の報告にくわえて、北海道大学の院生の佐藤千歳が研究報告をそれぞれ行った。 3)科研の最終報告書作成に向けて研究分担者、連携研究者から調査報告を提出してもらう計画を策定し、次年度の夏までに成果報告書として刊行する書籍の章を分担執筆してくれるように要請した。結果的に2019年秋までにドラフト原稿が揃い、2020年3月に、櫻井義秀編『アジアの公共宗教ーポスト社会主義体制の政教関係』北海道大学出版会、A5判、全348頁の著作が刊行できた。 以上、本科研では、各人の研究、研究成果を国内外の諸学会において発表し、成果を書籍として刊行することができ、当初の研究目的を達成している。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(61 results)