2018 Fiscal Year Annual Research Report
Investigations on effects to performance of ship propeller and propulsion by ship transverse motion in waves
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16H06137
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| Research Institution | National Institute of Maritime, Port and Aviation Technology |
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Principal Investigator |
北川 泰士 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所, その他部局等, 主任研究員 (50579852)
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| Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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| Keywords | 波浪中プロペラ推力 / 波浪中プロペラトルク / ストリップ法 / プロペラ単独特性 / 波浪中船体運動 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度に開発した船体表面法線ベクトルの長手方向成分(nx)を考慮した新しいストリップ法について、平成30年度は数式船型やバルクキャリア船を対象とした実証計算を行い、実験結果との比較を経て、提案したストリップ法が精度良く波浪中船体運動を推定できることを確認した。古くから研究がなされているストリップ法の定式化を改良し、精度良い計算法を提案できたことは意義深いと言える。この研究成果は日本船舶海洋工学会論文集に投稿して査読を通過し、令和元年中に掲載される予定である。
一方で、本研究で主題とする波浪中横運動の影響を含んだプロペラ推力・トルクモデルの構築については、現状に於いても研究を進めている所であり研究論文に纏められる程の成果が得られていない。具体的には、平成28年度に実験的に取得した横方向からの流入速度を考慮したプロペラ単独特性モデルを活用した解析を検討しているが、船体とプロペラの干渉特性を表す係数を波浪中自航試験結果を用いて解析を試みた所で頓挫している状況である。この状況を打破するためAI技術を活用したモデル同定法の調査等も進めている。
しかし、本課題で実施した上記波浪中自航試験の結果を活用しつつ、開発したストリップ法を用いた波浪中プロペラトルク変動及び船舶主機の負荷変動の推定計算を行い、実験結果との良好な一致を得ている。本研究成果は国内研究集会等にて口頭発表し、国際ジャーナルへの論文投稿も2019年度1/4期中に計画している。
波浪中横運動の影響を考慮した波浪中プロペラモデルの構築は今後も実施する予定であり、研究成果の創出に繋げたい。
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| Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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