2017 Fiscal Year Annual Research Report
Research on design of teacher professional development program for improving quality of learner-centered lesson
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16H06683
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
飯窪 真也 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 特任助教 (40609971)
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Project Period (FY) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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Keywords | アクティブ・ラーニング / 教員研修 / 行政研修 / 知識構成型ジグソー法 / 学習科学 / 授業研究 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、アクティブ・ラーニング型授業の実践力育成のための行政研修プログラムの比較検討により、効果的な研修プログラムのデザイン指針を得ることである。 この目的のため、研究代表者及びその所属機関が連携する埼玉県教育委員会等による「知識構成型ジグソー法」による授業デザインを取り入れた行政研修のプログラムとその成果の比較検討を行うと共に、研修を担当する教育行政関係者(指導主事等)を集めて、意見交流及び聞き取りを行った。今年度は、前年度の研究で明らかにした研修デザインの大枠についての原則を基に、授業力向上につながるより妥当性の高いデザイン原則抽出のための具体的な要素の抽出を試みた。 研究の成果として、「理念やねらい、引き起こしたい学びのイメージの共有」「横(事業間、学校間、自治体間)のネットワーク」「長期視野での計画」「学校レベルでの継続的な実践研究の自走を可能にする基盤形成」「授業研究をマネジメントするミドルリーダーの養成」といった研修デザインの要素を明らかにし、これらの要素に基づいて研修や研究事業のプログラムを再整理した。 また、こうした要素をこれまで実施してきた研修プログラムと比較し、十分でなかった「学校レベルでの継続的な実践研究の自走を可能にする基盤形成」「授業研究をマネジメントするミドルリーダーの養成」について、新たに授業研究の質向上のためのプログラムを開発し検証した。成果については平成30年6月に国際学会(13th International Conference of the Learning Science, poster)で発表予定である(平成29年度中に査読を経て発表が決定している)。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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