2017 Fiscal Year Annual Research Report
The mechanism of TMJ-OA pathogenesis in HIF-1a gene deficient mice
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16H07019
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
森 浩喜 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学系), 助教 (90779985)
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Project Period (FY) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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Keywords | TMJ / 歯学 / 低酸素応答遺伝子 |
Outline of Annual Research Achievements |
スライディングプレートを用いて10日間、C57BL / 6NCr野生型(WT)およびhypoxia inducible factor 1α (HIF-1α)+/-マウスの顎関節に機械的ストレスを与えることとした。 HE染色、サフラニン-O /ファストグリーン染色、および免疫組織学的染色にて、組織学的分析を行った。 HIF-1α+/-マウスは、機械的ストレスの有無にかかわらず、WTマウスよりも軟骨領域が狭く、プロテオグリカン層の面積がより小さかった。機械的ストレスを与えた結果、下顎頭軟骨におけるHIF-1α、VEGF、およびアポトーシス因子であるCreaved caspase 3発現が増加した。 これらの結果から、HIF-1αが関節軟骨における恒常性維持にとって重要であり、機械的ストレス条件下でTMJにおける関節軟骨破壊を防ぐことができることを示し、したがって、HIF-1αはTemporomandibular joint osteoarthritis (TMJ-OA)において重要な新たな治療標的となる得ることが示唆された
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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