2016 Fiscal Year Annual Research Report
Development and Evaluation of Child Obesity Prevention Program in Urban Indonesia
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16H07297
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Research Institution | Japanese Red Cross College of Nursing |
Principal Investigator |
織方 愛 日本赤十字看護大学, 看護学部, 助教 (00780470)
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Project Period (FY) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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Keywords | 学童肥満 / 学校保健 / 予防・健康増進 / 協働プログラム / インドネシア共和国 / 低中所得国 / 適正体重 |
Outline of Annual Research Achievements |
インドネシア(イ国)は経済発展が著しく、小児肥満が急増している。本研究の目的は、イ国都市部学童のための肥満予防プログラム開発と、学童肥満予防モデルを基盤とした健康的ライフスタイルに関する知識獲得と行動変容とを目的としたプログラムを構成することであった。 平成28年度は、以下を実施した。1.既存のモデル評価として、H27年度に構築したイ国学童肥満予防モデル評価フォーラムを開催し、モデル構築のために調査に参加したステークホルダーらとモデルの妥当性や実現可能性についての議論を行った。 2.プログラム開発とアウトカム評価のための測定尺度開発: プログラムの協働による試行、評価を実施するために、プログラム内容と測定尺度の検討を行った。ステークホルダーからは、プログラムは食事・運動に関する教育と実践のプログラム(学校菜園とダンスプログラム)を、母子に対して行うことが提案され、小児看護研究者・栄養専門家・学校保健担当保健所員・国立イスラム大教員などと協働しながらプログラム試案をまとめた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
平成29年1月、研究協働を担う具体的な連絡調整・計画実施を分担するインドネシア人研究協力者が、日本の大学に客員研究員として来日することが判明し、平成29年3月のインドネシアにおけるプログラム開発会議に参加できなくなった。帰国は平成29年6月以降であるため、日本で話し合いのできることは行い、同氏がインドネシアに帰国するまで待つことになり、3カ月の遅延が生じた。
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Strategy for Future Research Activity |
共同研究者のアシスタント的役割を務める同僚教員にも役割を分担してもらい、研究協働を促進する体制を構築した。
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