2017 Fiscal Year Annual Research Report
最高強度パルスミューオンビームで切り開く荷電レプトンフレーバー非保存の探索
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16J00188
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
大石 航 九州大学, 理学府, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2016-04-22 – 2018-03-31
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Keywords | ミューオン / ガス検出器 / 電磁カロリメータ |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は主に、昨年度末に東北大学電子光理学センターにて行ったCOMET実験用StrECAL検出器プロトタイプ性能評価のための実験データの解析を行った。StrECAL検出器は運動量を測定する(A)ストローチューブ飛跡検出器と、エネルギーを測定する(B)電磁カロリメータで構成される。データ解析中にはいくつか検出器やその周辺の読み出し回路といったハードウェアに起源をもつ問題が多々発見された。それらの原因の理解や補正方法の開発も並行して行った。(A)について200 keV/c以下の運動量分解能、(B)について105 MeVで4.5%以下のエネルギー分解能、1 nsec以下の時間分解能、1 cm以下の位置分解能が得られ、全てのパラメータについてCOMET実験で要求される性能を達成することを確認した。 上述のように、このデータ解析により検出器とその周辺機器を含め、ハードウェア・ソフトウェア面での問題点を多く発見することができた。それにより今後の検出器開発と運用にとってより良い知見が得られた一方、少々予定以上の時間を費やした。そのため昨年度の研究目的の残り2点については次に述べるまでに留まった。上記実験結果の知見を活かし、COMET実験全体のシミュレーション研究を開始した。データ生成と並列して解析ソフトウェアの開発を続けている。その過程ではCOMET実験環境における放射線量の見積もりも行い、COMET実験のための回路開発に貢献した。StrECAL用の制御系ハードウェア開発の優先度は低いため、今年度は保留した。 研究活動に加え、COMETグループ全体の進捗状況を含めた自身の研究結果について国内外で3度発表し、それに付随していくつかの学会誌への発表も行った。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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[Journal Article] Development of a thin-wall straw-tube tracker for COMET experiment2017
Author(s)
Kazuki Ueno, Peter Evtoukhovitch, Yuki Fujii, Eitaro Hamada, Satoshi Mihara, Anatoly Moiseenko, Hajime Nishiguchi, Kou Oishi, Takashi Saito, Alexander Samartsev, Junji Tojo, Zviadi Tsamalaidze, Nikolozi Tsverava
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Journal Title
The European Physical Society Conference on High Energy Physics (Proceedings of Science)
Volume: -
Pages: -
Peer Reviewed / Open Access / Int'l Joint Research
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